適者生存 by 猿帝モコ陛下

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捧げ物はあるか?
ああ、緑マナね。

 エリが先週現実を打ち砕いてしまったので、その裂け目を乗り越え、朕はカーステンに先んじてこの記事を押し入れることができた。前回のクイズ記事からは長い長い時間が流れておるので、説明しよう。

 この記事は、臣共のうちで誰がもっとも瑞々しく朕の食事に相応しい脳を持っているかを調べるもの、ではない。

 これらの質問に臣共がどう答えるか、そして朕が満足できたならカーステンは来週メールでの質問を携えて帰ってくることとなろう。無論、(英語で)質問メールを送ってくれれば、朕の満足も近づくことであろう。朕が質問を味わった後、いつもの連中の誰かが返事を返すことになる。

 さて、この後の質問の中には複数の正答が含まれる物もあれば、正答のないものもある! それでは諸君の健闘を祈る。


Q: 私が(もちろん)キッカーして《複製の儀式》を《塩水の精霊》を対象にして唱えました。それに対応して、対戦相手は《イクシドロン》を瞬速で唱えてきました。私が得るものは何ですか?

A:回答選択肢

A: 2/2無色、裏向きのトークン(表向きになれる)5体
B: 2/2無色、表向きのトークン5体
C: 2/2無色、裏向きのトークン(表向きになれない)5体
D: 《塩水の精霊》トークン5体
E: 黄金の指輪5つ

正解は:

B!

 一般には、オブジェクトをコピーしたときに効果はコピーされません。しかし、これには2つの例外があります。1つは、他のコピー効果はコピー効果によってコピーされると言うこと、そして裏向きであることによって定義される特性はコピーされるということです。裏向きであるという位相そのものはコピーされませんから、これらのトークンも、戦場に出るあらゆる他の物と同じように、通常は表向きです。


Q: 以下の能力のうち、《もみ消し》で打ち消せるのはどれか。

A: 回答選択肢(正解が一つだとは限らない......注意することだ)
A: 《引き裂かれし永劫、エムラクール》の滅殺能力。
B: 《引き裂かれし永劫、エムラクール》のターンを得る能力。
C: 《槌のコス》の1つめの能力。
D: 《槌のコス》の2つめの能力。
E: 《引き裂かれし永劫、エムラクール》が《槌のコス》を攻撃すること。

正解は:

A,B,C,D!

 攻撃は能力ではないので、打ち消すことは出来ません。列記されている中で打ち消せないのはそれだけです。滅殺やターンを得る能力は、古典的な誘発型能力です。《槌のコス》の1つめの能力は忠誠度能力で、古典的な起動型能力にちょっとルールが増えただけです。

 《槌のコス》の2つめの能力も、単純な忠誠度能力です。驚きました? マナを出す起動型能力ではありますが、忠誠度能力なのでマナ能力ではないのです。

 《もみ消し》は《引き裂かれし永劫、エムラクール》そのものではなく能力を対象にしていますから、《引き裂かれし永劫、エムラクール》の2つの能力は、《引き裂かれし永劫、エムラクール》のプロテクションで守られはしません。


Q: 私が《風景の変容》を自分のターンに唱えて、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を2枚と《山》6枚を持って来ました。ところが、相手は《トンネルのイグナス》を出していました。どうなりますか?

A:回答選択肢

A: あなたの勝ちになる。
B: 相手の勝ちになる。
C: 引き分けになる。
D: あなたのターンのことなので、あなたが選ぶ。
E: コイン投げをする。

宿命的正解は:

B。トンネルの中で何が起こったのか!?

 複数のことが同時に誘発した場合、それらはAPNAP順でスタックに置かれます。ルールのクイズをすると言うのに、APNAP順の問題が出ないなんて思ってなかったでしょうね?

 APNAPが何のことか判らない人のために言うなら、「アクティブ・プレイヤー・非アクティブ・プレイヤー」。これは、アクティブ・プレイヤーが先に自分のコントロールしている誘発型能力全てをスタックに置き、それから他のプレイヤーがターン順にそうする、というシステムのことを言います。そして、スタックは先入れ後出しの順で解決されるので、非アクティブ・プレイヤーの誘発型能力が先に解決されることになります。これはあなたのターンの出来事なので、相手の《トンネルのイグナス》の誘発型能力が先に解決されてあなたを殺し、あなたの誘発型能力が解決される前にゲームは終わりになります。


Q: 《袖の下》でコントロールを奪われたクリーチャーは、オーナーがゲームに残った状態でコントローラーがゲームを離れたらどうなりますか?

A:回答選択肢

A: オーナーが取り戻す。
B: 追放される。
C: 統率領域に置かれる。
D: オーナーの墓地に置かれる。
E: 地獄の火の中に投げ込むものである。

私が袖の下を受け取って曲げない限り正解は:

B。

 プレイヤーが敗北や投了(これも敗北)、熊の群に食われる(これも多分敗北)などの理由でゲームを離れた場合、そのプレイヤーに何かのコントロールを与えている全ての効果は終わり、それらの物は種類別のルールに従って次にコントロールを得るプレイヤーのところに戻ります。しかし、この問題ではそのような効果は存在しません! 彼は、本来のコントローラーなのです! オーナーにはコントロールを得る権利はありませんので、戻ることもありません。今回の場合、追放されたそのカードは、ゲーム中ずっと非難の目でオーナーを睨み付けていることでしょう。


Q: 4ターン前、私は《生体融合外骨格》を《テル=ジラードの堕ちたる者》につけました。今気づきました。どうしたらいいでしょう?

A:回答選択肢

A: ゲームの局面をそのままにしてゲームを続ける。
B: 《生体融合外骨格》が外れる。誘発はしない。
C: 《生体融合外骨格》が外れる。能力は誘発する。
D: 4ターン前に巻き戻す。
E: 腹を切って死ぬべきである。

ジャッジとしての正解は:

C。そう、奇妙なことに!

 もちろん、ジャッジを呼んでジャッジがこの処理を行ないますが、議論の余地はありません。

 まずAとDを見てみましょう。4ターン巻き戻すなんて出来るわけがありません! 逆に、このまま放置して置くわけにもいきません。プロテクション(アーティファクト)を持っているものに装備品が付いている状態は適正ではないので、外れなければならないのです。

 この〔ゲームルール抵触行為〕の処理にあたって、ジャッジの魔法の手でちょちょいと、というわけにはいかず、通常通りの状況起因処理を適用します。一般のクリーチャーがプロテクション(アーティファクト)を得たのと同じように、《生体融合外骨格》は外れ、誘発し、《テル=ジラードの堕ちたる者》を吹き飛ばします。普通のMSSドラフトでは決して起こらなくても関係ありません。


Q: 《ボーラスの工作員、テゼレット》で、既に《巨大化》の影響を受けている私の《太陽の宝球》をクリーチャー化しました。その後、《鏡の精体》を7で起動しました。こいつのサイズはどうなりますか?

A:回答選択肢

A: 5/5
B: 7/7
C: 8/8
D: 10/10
E: 99/99

球状の正解は:

D。大玉が転がってきます!

 クイズと言えば種類別のルールですよね。ということで今回も種類別です!

 種類別のルールは覚えていますか?

 こぴこんぶんたいいろのうぱわー。ていせっとしゅうせいかうんいれかえる。

1)コピー効果

2)コントロール変更効果

3)文章変更効果

4)タイプ変更効果

5)色変更効果

6)能力変更効果

7)パワー/タフネス変更効果

 7a)特性定義能力の効果

 7b)P/Tを特定の値にセットする効果

 7c)P/Tに修整を与える効果

 7d)カウンターによる効果

 7e)パワーとタフネスを入れ替える効果

 第7b種の中では、タイムスタンプ順に処理して《太陽の宝球》は5/5→7/7になります。次に、第7c種で《巨大化》の修整を受けて10/10になります。《巨大化》がいつ解決されたかにかかわらず、種類別のルールによって後で適用されるのです。


Q: 私が《ザルファーの魔道士、テフェリー》をコントロールしていて、《ドライアドの東屋》が手札にあります。これを瞬速で出せるのはいつですか?

A:回答選択肢(複数あるかも知れませんよ......?)

A: できない。あなたのメイン・フェイズに普通にプレイできるだけである。
B: あなたのアップキープに出せる。
C: 他の呪文に対応して、あなたのメイン・フェイズに出せる。
D: 対戦相手の戦闘フェイズに出せる。
E: ゲームとゲームの間に出せる。

瞬速な正解は:

BとC! あなたのターンの間だけです!

 瞬速のおかげで、土地・クリーチャーを「インスタントを唱えられる時ならいつでも」プレイできます。これは、通常の土地をプレイするルールに加えて許可されている行動です。しかし、土地なので、ルールに定められた数少ない絶対制限の一つが適用されます。「プレイヤーは、いかなる理由があれ、自分のターン以外には土地をプレイすることはできない。」のです。全ての制限は守られなければなりませんが、その条件下でなら許可されている中から選ぶことができるので、あなたのターン、あなたがインスタントを唱えられる時ならいつでもプレイできることになります。


Q: 私の《エズーリの大部隊》には金属術があって、対戦相手は《ダークスティールの歩哨》と、《調和者隊の盾》と《堕落した良心》のおかげで2/5の感染持ちになっている《ミラディンの十字軍》をコントロールしています。私は、《金屑の嵐》を唱えてクリーチャーにダメージを与えることを選んだ後、攻撃しました。さて、対戦相手が両クリーチャーでブロックしたとして、私は何点のダメージをプレイヤーに与えることができるでしょうか?

A:回答選択肢

A: おおっと! 文字を選ぶんじゃなく、今回は数を選んで貰おうか!
B: 複数回答じゃないことに絶望して腕を振り上げるがいい!
C: このような標準を外れた問題形式はマジックをダメにすると叫ぶのだ!

正解は:

4点。弱っ!

 先制攻撃の戦闘ダメージ・ステップに、《ミラディンの十字軍》は《エズーリの大部隊》を削って6/6に。......ん、忘れてました?

 通常の戦闘ダメージに入って、ダメージの割り振りに際しては既に負っているダメージを考慮に入れますが、ダメージを軽減したり移し替えたりその他操作するであろう効果は考慮しません。《ダークスティールの歩哨》は3点のダメージを負っている3/3なので、ダメージを止めることはありません。《ミラディンの十字軍》は3点のダメージを負っているので、プロテクション(緑)がその2点を軽減するでしょうが、2点のダメージを割り振る必要があります。その結果、通すことが出来るのは残りの4点となります。


Q: カウンター3つになっている《虚空の杯》が打ち消せるのはどれですか?

A:回答選択肢(複数あるかも知れませんよ......?)

A: フラッシュバックされた《獣群の呼び声》
B: 裏向きの《ヴェズーヴァの多相の戦士》
C: X=1の《黒の太陽の頂点》
D: 1回キッカーした《ジョラーガの戦呼び》
E: 《曖昧模糊》

正解は:

AとC!

 何かの点数で見たマナ・コストを変更するのは、非常に、非常に困難です。

 《獣群の呼び声》はフラッシュバックするためのコストは4マナですが、カードの点数で見たマナ・コストは変わらず3です。代替コストは点数で見たマナ・コストを変えないのです。キッカーも同じで、《ジョラーガの戦呼び》の点数で見たマナ・コストは変わりません。

 点数で見たマナ・コストを変えるのは、Xの値(スタックにある間、選ばれたXの値を用います)と、裏向きになることです。変異状態で唱えるために3マナを支払っていますが、マナ・コストを持たないので点数で見たマナ・コストは0になります。《黒の太陽の頂点》のXに1を支払ったなら、スタックにあるそれのマナ・コストは{1}{B}{B}となり、点数で見たマナ・コストは3になります。

 《曖昧模糊》のコストは4マナで、何もおかしなことは起こりません。これを選んだ人はなぜ選んだんでしょうね。


Q: 《蛇の陰影》2つがついたクリーチャーをコントロールしています。対戦相手はそれに《破滅の刃》を打ってきました。どうなりますか?

A:回答選択肢

A: 両方とも破壊される。
B: あなたが選んだ方1つが破壊される。
C: 対戦相手が選んだ方1つが破壊される。
D: 現在のターンのプレイヤーが決定する。
E: ブラックホールが発生し、テーブルが飲み込まれる。

破滅的に破滅的に破滅的な正解は:

B、カードを選ぼう、どっちでも!

 さあ複数の置換効果が絡んだ問題です、わっほい! 影響を受けるオブジェクトのコントローラーが選びます。《破滅の刃》は影響を及ぼすとは言っても影響を受けるものではありません。破壊されるもの、つまり影響を受けるものはクリーチャーです。ですから、どの置換効果を先に適用するかを決めるのはあなたです。あなたが選んだ置換効果を適用した後、もう一度局面を確認しましょう。

 族霊鎧の注釈文には「~とき/~たび」はありませんから、誘発型能力ではありません。つまり「両方が誘発する」ようなことはないのです。一つを適用してから局面を見回すと、もう一方の族霊鎧は、そのクリーチャーが破壊される状況にないので適用されません。取り除かれるのは1つだけです。


Q: 《容赦無い潮流》をコントロールしていて、《屍百足》を生け贄にささげて《肉体アレルギー》を唱えました。これで-1/-1カウンターを増殖させて、対戦相手の2/2クリーチャーを2体殺せますか?

A:回答選択肢

A: はい。あなたの誘発型能力の順番はあなたが好きに決められるので。
B: いいえ。生け贄は呪文を唱える前に行なわれるので。
C: はい。呪文は生け贄が行なわれる前に唱えられるので。
D: いいえ。カウンターが置かれる前に増殖させる対象を選ぶ必要があるので。
E: 昔はのう、クリーチャーなんぞ使わず、《チャネル》と《火の玉》で第1ターンに決着を付けたもんじゃ。

容赦のない正解は:

A、順番を決めるのは君だ!

 そう、まず《屍百足》の能力が先に誘発します。呪文が唱えられた状態になる前にコストを支払うので――すが、ここではそれは関係しません。

 プレイヤーが優先権を得る時、最後に優先権が発生したときからそれまでに誘発しているすべてを確認します。それらの誘発型能力は、それらのコントローラーの選んだ順番でスタックに積まれます(APNAP。APNAP、覚えてますか?)。《屍百足》が死んでから《肉体アレルギー》が唱え終わるまでの間には誰も優先権を得ていないので、好きな順番でスタックに置けるのです。

 そしてもう一つ、増殖は対象を取りません。取りませんったら取りません。


Q: 相手が私の《最後のトロール、スラーン》に《マナ漏出》を使おうとしました。懲罰は何ですか?

A:回答選択肢

A: 【警告】
B: 【ゲームの敗北】
C: 【失格】
D: 【肩すくめ】
E: 【抱擁】

正解は:

F。

 あー、まあ、Dも正解。正確に言うなら、懲罰はない、です。《最後のトロール、スラーン》がスタックにある間に呪文の対象になることを阻む物はありません。単に{3}を支払わなくても打ち消されないだけです。何もルール違反にはなっていません。


Q: 《月の色》で、スタックにある《敏捷なマングース》を対象にしました。どうなりますか?

A:回答選択肢

A: スタックにある間は無色で、後で緑のパーマネントになる。
B: スタックにある間は無色で、後で無色のパーマネントになる。
C: スタックにある間は緑色で、後で無色のパーマネントになる。
D: スタックにある間は緑色で、後で緑のパーマネントになる。
E: 《月の色》を使ったあなたはマジックに勝てない。

正解は:

BとE。ずっと無色ですが、さておき、誰が《月の色》を使うんですか?

 知っての通り、私は自分で質問と答えを選んでいます。エリは私に、グランプリ・デンバーで誰かが統率者戦で《月の色》をプレイしていたと伝えてくれました。なんてこったい、なんてこったい、ねえあなた。

 領域を変更したオブジェクトは、前のオブジェクトとは何の関係もない、新しいオブジェクトとなります。マジックの単純なルールです。そして、これは単純に過ぎるので、もちろんいくつかの例外があります。その一つが、解決によってパーマネントになる呪文は、その旧オブジェクトに影響していたものに影響されたオブジェクトになるというものです。《敏捷なマングース》はスタック上で無色になり、戦場でも無色であり続けます。


Q: 《反射池》、《パルンズの柱》、《古えの墳墓》、《冠雪の山》を出している時、《反射池》が出せる色とタイプは何ですか?

A:回答選択肢(もう判っているよね)

A: {S}
B: {R}
C: {2}
D: {1}
E: banana.gif
F: 好きな色のマナ、ただし多色の呪文にのみ使える
G: 好きな色のマナ

正解は:

B,D,G!

 《反射池》は、あなたがあなたの土地から出せるタイプのマナを出せます。「タイプ」には、無色を含みます。無色を含まない「好きな色の」なら、《風変わりな果樹園》のような書式になっているはずです。ですから、無色のマナも出せます。《山》なり《パルンズの柱》なりがあるので赤マナも出せます。

 マナのタイプには、制限は含まれません。ですから、《パルンズの柱》の制限は無視されます。出すのは1マナだけですから、《古えの墳墓》から両方を出すことはできません。また、「氷雪マナ」というものは存在しませんので、加えられません(「氷雪マナ」というのは、「氷雪パーマネントから生成された不特定マナ1点」を意味し、{S}で表されることがあります。《反射池》は氷雪パーマネントではありませんね)。

 マナ・プールにバナナを加えることは、朕の望むところではあるが、今はできない。


Q: 《ナヤの滞留者》をサイクリングしたとき、私が《太陽と月の輪》でエンチャントされていたら、私はカードやカウンターを得られますか?

A:回答選択肢

A: 「あなたがサイクリングしたとき」は墓地から誘発するので、カードだけは得られる。
B: 「あなたがサイクリングしたとき」の能力は手札から誘発するので、両方得られる。
C: ライブラリーに置くことはサイクリングしたと見なされないので、どちらも得られない。
D: この誘発型能力はサイクリング能力の一部なので、両方得られる。
E: カウンターを得るのはあなたではなくクリーチャーで、これはひどい引っかけ問題だ。

正解は:

B! ......ああ、Eもそうだけどどうでもいいだろ。

 「あなたがサイクリングしたとき」の誘発型能力は、そのカードが行った先で誘発します。この場合、ライブラリーからとなりますが、そこにはもう一つ、その直前を見ることに関する面倒なルールがあります(603.6dは魔法の数字)。そのルールによって、このカードは手札から誘発することになります。最終的に墓地にある状態にならなくてもサイクリングは成立しているので、あなたはカードを引きます。誘発型能力はサイクリング能力の一部ではないので、Dは間違いです。《太陽と月の輪》ではなく《イクスリッドの看守》があったとしたら、《ナヤの滞留者》は誘発しあせん。この場合、墓地から誘発するはずなので、《イクスリッドの看守》によって防がれてしまいます。


 もし臣が15問中15問正解できたなら、味見のために脳の一部を捧げるがよい。14問なら、つまみといったところか。13問正解者は優秀だが、朕の食には適さん。12問? よい成績であるな。

 さて、現実にできたエリの裂け目を治してくれという依頼が来ているので、キーボードを叩くのをたたくのをやめて治しに行くとしようか。次週はカーステンが戻ってくるであろう。

- Moko the Great

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メー。

 時が来た、頭蓋の摘出の時が。多くのルールに関する疑問、教育的回答、猿、山羊に溢れた頭蓋の摘出の時が! 目端の利く読者は、3年前、ローウィンのリリース時にもヤギヤギ言うコラムがあったことを思い出しているかも知れない。だが、まだヤギの恐怖は終わっていなかった。今回でも十二分だとは言い難い!

 今こそヤギの時だ。《喉首狙い》は気管支炎に苦しんだ私にとってはあまりにも嫌な感じなので、もっとイイ感じのものにしようと思う。なぜ? 馬鹿げてるからさ。なぜヤギかって? ただの語呂合わせ――英語でのね。翻訳者が面白いように訳してくれれば良いんだけれど(訳注:無茶言わないで下さい)。

 私は現実を打破したと思う。

 来週、どのように現実が破壊されたかを見ることになる。今日の所は、cranial.insertion@gmail.comのメールボックスからの質問に答えることにしよう! 質問があれば、(訳注:英語で)送ってくれれば答えるし、将来のコラムで使わせて貰うかも知れないよ!

 それではさっそく、問題にメェエエる!


Q: 《蛇教団の聖儀式》と《ファイレクシア化》が《シロイワヤギ》にかかったら、毒カウンター1つに続けて3つ与えるんですか?

A: はぁい。感染持ちのクリーチャーに与えられたダメージも、ライフを減らしこそしませんが、与えられたダメージです。プレイヤーにダメージを与えることによって誘発する誘発型能力は誘発します。


Q: 《緑の太陽の頂点》で持って来たクリーチャーをキッカーできますか?

A: どうやって唱えたかに寄らず、クリーチャー呪文をキッカーすることはできます。しかし、《緑の太陽の頂点》はそのクリーチャー・カードを唱えるのではなく、単に戦場に置くだけです。唱えていないので、キッカー・コストを支払うことはできません。


Q: 《ヘルカイトの突撃者》と《槌のコス》と《山》7枚をコントロールしている時、《槌のコス》の2つめの能力を使って《ヘルカイトの突撃者》の能力の支払いに充てることができますか?

A: 《槌のコス》の2つめの能力はマナ能力に見えます。対象を取らないマナ能力で、マナをあなたのマナ・プールに入れます。しかし、マナ能力の定義は更新されて、《槌のコス》の全力は出せないようになりました。忠誠度能力はマナ能力ではありえない、のです。《槌のコス》の能力を起動できるのはメイン・フェイズ中だけなので、戦闘フェイズに入って《ヘルカイトの突撃者》が攻撃するよりも前にマナ・プールにあるマナは空になってしまいます。


Q: 《激戦の戦域》の+1/+0能力は、能力の起動時に攻撃しているクリーチャーにだけ適用されるんですか?

A: はい。呪文や能力の解決による継続的効果の影響を受けるオブジェクトがどれどれなのかは、その効果がオブジェクトの特性に影響を及ぼす物ならばその呪文や能力が解決された時に固定されます。そして、パワーは特性です。つまり、《激戦の戦域》をアップキープやメイン・フェイズに起動しても素敵なまでに非生産的です。



ケルド人は「ヤギ」を非常に広く定義している。

Q: 相手の、装備品のついた《コロスの一年仔》に《決断の手綱》を打ったらどうなりますか? 装備品も得られますか? ただついただけになるんですか?

A: その装備品のコントロールについて何も言っていないので、あなたがそのコントロールを得ることはありません。しかし、あなたがコントロールしていない装備品はあなたがコントロールしているクリーチャーにはつかない、という規定もありません。ただ、装備能力はあなた自身のクリーチャーしか対象に出来ないので、そもそもそう言う状況が起こりにくいだけの話です。

 装備品は、あなたの対戦相手が装備能力を起動して自身のクリーチャーにつけるか何かしない限り、ついたまま残ります。しかし、それがあなたにとって有利になるかどうかは判りません。例えば、《饗宴と飢餓の剣》はクリーチャーにプロテクションを与えますが、その誘発型能力は「あなた」つまりコントローラー=あなたの対戦相手の土地をアンタップし、「ダメージを受けたプレイヤー」つまりあなたの対戦相手が手札を捨てます。《迫撃鞘》は、クリーチャーにそのクリーチャー自身を生け贄に捧げてダメージを与える能力を与えます。《バジリスクの首輪》はクリーチャーに絆魂を与えるので、ライフを得るのはあなたになります。一方で、《悪魔骨の鞭》の強化能力は起動できないでしょうし、《アージェンタムの鎧》の誘発型能力は相手のものですね――ゲェッ!


Q: 対戦相手の《ワームとぐろエンジン》を《ミミックの大桶》で追放した場合、彼はワーム・トークンを得ることがでいますか? それとも、墓地に行かないのでトークンはでませんか?

A: 墓地には行ってます! 《ミミックの大桶》は(「~たび」と書かれているので判るとおり)誘発型能力を持っており、誘発型能力はそのイベントが実際に起こった時にのみ誘発します。そのイベント起こり、《ミミックの大桶》と《ワームとぐろエンジン》の両方が誘発します。ですから、相手はトークンを得ることになります。

 これと逆に、墓地に行くことを防ぐ《虚空の力線》の場合、相手はワーム・トークンを得ることができません。


Q: スタンダードで、アポカリプスの《ファイレクシアの憤怒鬼》を使ってもいいんですか? 文句言われたくないので......。

A: 文句を言われるのは、そのイベントのスタッフがマジック・イベント規定を知らないからです。カードを使えるかどうかはカード名で決定されます。スタンダードで使用できるミラディン包囲戦に《ファイレクシアの憤怒鬼》がいますので、《ファイレクシアの憤怒鬼》というカード名のカードはどれでも使用できます。ただし、不透明なスリーブを使いましょう! 古いカードは後ろから見ても新しいカードと区別できてしまうことがあります!


Q: 《虚空の力線》は《赤の太陽の頂点》を倒せますか?

A: 頂点シリーズはその解決時の効果の一部としてライブラリーに加えて切り直されます。従って、「解決の最後の段階で墓地に行く」という部分の時点では既にスタックにはなく、直接ライブラリーに加えて切り直されるので、墓地には置かれません。泣くな力線よ。


Q: 《黄道の山羊》をコピーしている《謎の原形質》に《複製の儀式》を打ったどうなりますか?

A: 大量の危険なヤギが来ます! オブジェクトをコピーする場合、そのオブジェクトを変更する多くの効果は無視しますが、コピー効果は考慮に入れます。従って、(《複製の儀式》をキッカーしないなんてありえないので)全てのトークンは《黄道の山羊》になり、「他の物をコピーする」誘発型能力を持ちます。《謎の原形質》がその誘発型能力を得るのはコピー効果の一部なので、それもまたコピーされるのです!


Q: 以前の記事で、《刃砦の英雄》のトークンは《刃砦の英雄》本体が攻撃している相手でなくても誰にでも攻撃できる、と言っていましたが、《刃砦の英雄》が《ギデオン・ジュラ》の能力で強制されて《ギデオン・ジュラ》を攻撃している場合はどうですか?

A: 《ギデオン・ジュラ》の1つめの能力は、攻撃クリーチャーの宣言にのみ影響します。攻撃クリーチャーを宣言するときは、《ギデオン・ジュラ》を攻撃しなければ鳴りません。しかし、それより後で、攻撃している状態で戦場に出てきたクリーチャーについては、それらは攻撃しないので、プレイヤーを攻撃できます。


Q: 《マイコシンスの格子》を出していたら、《鏡操り》で全部コピーできますか?

A: できます。戦場に出た時の誘発型能力は、継続的効果が適用された後でのみチェックされます。置換効果が処理された後で戦場に出てきて、《マイコシンスの格子》のもののような継続的効果が適用され、それから誘発型能力がチェックされるわけです。


Q: 《核への投入》に対応して対象の一つを生け贄に捧げたら、打ち消せますか?

A: 呪文が対象不適正によって打ち消されるのは、全ての対象が不適正になった時だけです。対象の一つでも適正であれば、解決され、出来る限りのことが処理されます。《風の突き刺し》のように、不適正な対象が何も出来ないから難も起きないということもありますが、《核への投入》では適正な方の対象が追放されることになります。

 これは、呪文を唱えた以降に対象の一つが不適正になった場合、の話です。《核への投入》を唱えるためには2つの適正な対象が必要なことは忘れないで下さい。


Q: 《精神の病を這うもの》は、《テフェリーの細工箱》で手札を全部ライブラリーの一番下に送られた時に死にますか?

A: 確かに本の一瞬だけ0/0になりますが、その一瞬は短すぎるので死ぬことはありません。0/0のクリーチャーを墓地に送るのは状況起因処理で、状況起因処理は呪文や能力の解決中にはチェックされないのです。《テフェリーの細工箱》の能力には2つの処理がありますが、それは同じ能力の効果の一部であり、プレイヤーや状況起因処理によって割り込まれることはありません。



奴が見てる。
お前が食料を持っているのはバレてる。
奴はお前の缶詰を狙ってるんだ。

Q: 《乱打する岩角獣》をコピーしている《クローン》が死んだ時、それを《ミミックの大桶》に入れました。トークンはヤギですかクローンですか?

A: 《クローン》が戦場を離れた後は、おちついたヤギの姿を忘れ、青いべとつく何かの姿を思い出します。《ミミックの大桶》はただのカードとしての《クローン》のコピーを作り、そのコピーは戦場に出るに際して戦場にいる何かの姿をコピーすることになるでしょう。


Q: 《知識槽》を生け贄に捧げて《カルドーサの再誕》を唱えた場合、最後に《知識槽》から呪文をつかみ取ることはできますか?

A: いいえ。ゴブリンどもがその《知識槽》を巨大なパンチボウルにぶちまけた時点で無理です。呪文が唱えられるのは(つまり《知識槽》の誘発型能力が誘発するのは)コストの支払いも含む宣言の過程すべてが終わった時です。しかし、その前のコストの支払いの際に《知識槽》を生け贄にしてしまっています! 《知識槽》は、呪文が唱えられ終わった、誘発型能力が誘発するはずの時点では既に存在しませんし、その中に入っていたカードは台無しになり、ただのゴブリンほ繁殖祭の彩りにしかならないことでしょう。


Q: 対戦相手が2体のプレインズウォーカーを出しています。《電弧の痕跡》でその両方を撃てますか?

A: そもそも火力呪文でプレインズウォーカーを直接攻撃することはできません。対戦相手を対象にして、そのダメージをその呪文の解決に際してプレインズウォーカーに移し替える形になります。ところが、《電弧の痕跡》は2つの対象を必要としますし、あなたはあなたの対戦相手1人を2回対象にすることはできません。《電弧の痕跡》で2体のプレインズウォーカーにダメージを与えるためには、正気ではやらないような方法で置換効果を複雑に絡み合わせる必要があることでしょう。


Q: 《水銀のガルガンチュアン》が《ダークスティールの巨大戦車》をコピーしたら、サイズはどうなりますか?

A: 最新のルール変更にようこそ! 数週間前だと、この質問の眼前には種類別問題が横たわっていました。《水銀のガルガンチュアン》は第1種、コピーの一部として7/7になり、その後に《ダークスティールの巨大戦車》の特性定義能力がそれを、あなたがコントロールするアーティファクトの数に応じて*/*に上書きすることになっていました。

 今は、「コピーによって特性値が定められる場合、その特性値を定義する特性定義能力はコピーされない」というルールができました。ですから、この《水銀のガルガンチュアン》は「~のパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールするアーティファクトの総数に等しい。」の能力を持たず、7/7になります。

 これは特性定義能力だけに適用されることにご注意。例えばLv系クリーチャーの、レベルによってパワーやタフネスを定める能力などはコピーされ、この7/7を上書きすることになります。


Q: 普通のブロックは秋にだけ落ちると知っていますが、ローウィンはシャドウムーアを残して5月にエクステンデッドから消えるのでしょうか?

A: ローウィン=シャドウムーア・大型ブロックは、単一のブロックとして使用不能になります。「Shake」がこの10月に使用可能になって環境をガタガタ揺らす時まで、ローウィンも落ちません。


Q: なぜ《法務官の相談》は紋章を作らないのですか?

A: 紋章は、非常に特別なことにしか使いませんし、《法務官の相談》や《斑点の殴打者》などはそれには当たりません。

 紋章を作るには、その効果はゲームの最後まで残るものでなければなりませんし、また、起こすものをゲーム全体を通して変えるものや、受けるものをゲーム全体を通して変えるものでなければなりません。《法務官の相談》では、手札の上限はなくなる、というだけで、影響を受けるのはあなたでしかありません。《斑点の殴打者》では、ライフを得ることを防ぎますが、影響を受けるのはダメージを受けたプレイヤーだけです。

 《槌のコス》と比べてみましょう。これの奥義は、常に変わり続ける山という集団に影響を及ぼします。《滞留者ヴェンセール》の奥義は、それが誘発するたびに新しい対象を取ります。《遍歴の騎士、エルズペス》はルール上紋章でなくても働きましたが、紋章の哲学上、彼女の奥義もまた紋章になりました。破壊されないオブジェクトの集団は、常に入れ替わり続けています。


Q: 《結界師ズアー》は、エンチャントが私のコントロール下で戦場に出るということを特定していませんが、迷惑になるようなエンチャントを出してきて相手に与えてもいいんですか?

A: いいえ。呪文や能力が何かを戦場に出すという場合、通常は、その呪文や能力のコントローラーのコントロール下で戦場に出ます。《結界師ズアー》が持って来たエンチャントはあなたが手にすることになるでしょう。


Q: 統率者戦で誰かを殺そうと思ったら、いくつの毒カウンターが必要ですか?

A: 10個です。「Action」が出て、そしてM12が統率者戦に影響を与えだしたら、マジックのルール・チームはその数字をより大きくするかも知れません。ですが、現時点での総合ルールでは、形式に寄らず10個で毒殺できると定義しています。

 あなたのグループで毒入りの統率者が問題を起こしているなら、対策できるようにデッキを調整できないか考えてみて下さい。それが望ましくないなら、仲間内で毒カウンターの数を変えることについて議論することもできるでしょう。他の人と統率者戦をやる時は、公式なルールにのっとるべきでしょう。公式なルールの存在しないスター・マジックと違い、統率者戦にはきちんと整えられたルールが決まっているのですから。


Q: 《鋼のヘルカイト》に二段攻撃を与え、双頭巨人戦で対面に座ってる両プレイヤーを殴ったら、《鋼のヘルカイト》の起動型能力で両プレイヤーのコスト3のパーマネントを一掃できますか?

A: 面白い! 面白いですよ! 《鋼のヘルカイト》が戦闘ダメージを与えるたびに、どちらの頭にダメージを与えるかを選びます。二段攻撃で同じ側でなければならないというルールはありません。ですから、片方の頭に6点、もう一方の頭に6点与えてから、能力を{3}で起動すれば、あなたの対戦相手たちがコントロールしている、点数で見たマナ・コストが3のパーマネント全てを吹き飛ばすことができます。


 今週のふわふわうさぎさんはここまで。それではまた次回、カーステンが新しいマジックの偏頭痛の数学的タネを見つけるときに。

 その日まで――乾杯!

- Eli Shiffrin

Tucson, Arizona

原文はこちら

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(訳註:日本とはすこし異なり、アメリカでのバレンタインデーは、女性から男性でなく、男性から女性、時には同姓へ贈り物をするのが一般的です。好意を伝えるというよりも、日々の感謝を伝えるといった傾向があります。今回の原文の筆者はたぶん男性ですが、それを加味して読まないとちょっと変な気持ちになるかもしれません。)

『おお、紅きバラよ、黒きハスよ......』 うーん、詩の才能は僕には無いね。ここらで詩を作るのはやめよう。読者は僕の下手な詩なんか読みたくないだろうし、この記事を訳してくれている外国の翻訳者にとってもラッキーなことじゃないかな。(訳註:いかにもその通り。) ところで今日はアメリカではバレンタインデーだけど、もしこの記事を読んでいて、まだ贈ってくれる花束を用意してないのなら、24時間以内に贈って欲しいな。(ヒント:僕は蓮の花が好きなんだ。それも黒いやつ。)

800ドルもするような花じゃなくて、ルールの質問でもかまわないよ。宛先は cranial.insertion@gmail.com (英語)まで。どんなブーケで飾り付けたメールだとしても、(いや、もしかするとすげえ精巧な折り紙かも)区別なく全部目を通すから安心してね。さあ、今回もメールボックスに埋もれた質問に答えようか。


バレンタインデーに合うカードを
探したら、こんなの見つけた。
どうしてこうなった。

Q: 相手の《ピストン式大槌》を一時的にコントロールを奪ったあと、その装備能力を、それ自身を生け贄にささげて起動することで、ターン終了時に相手に返さなくてすむようにできますか?

A: もちろん、そうできるさ! 《ピストン式大槌》の装備能力で支払うコストとして、自分自身を生け贄に捧げることは、なんの障害もない。大抵の場合は意味が無い行動だけどね。ただ、装備能力を起動するために、あなたは装備能力の対象とできるようなクリーチャーが、1体でもいる必要がある。


Q: 私の友人のデッキには《技を借りる者》が入っています。これが攻撃したとき、滅殺6は誘発しますか?

A: 滅殺は起動型能力ではなく、誘発型能力なので、《技を借りる者》が滅殺を借りることはできない。能力が起動型能力であるかどうかを簡単に見分ける方法として、コロン":" で文が区切られているかを見るといいよ。君の友人が滅殺6を誘発させたいなら、ライブラリーの上にある江村さん自身でやるこったね。


Q: 《黒の太陽の頂点》を打ち消した場合、それはライブラリーに混ぜて切り直されますか? もしそうなら、《黒の太陽の頂点》を取り除くにはどうすればよいですか?

A: ああ、《黒の太陽の頂点》などの頂点/Zenith サイクルの呪文を打ち消した場合、それはもう未来永劫ライブラリーに戻らないんだ。《黒の太陽の頂点》はその解決中にライブラリーへ混ぜられて切り直されるので、なんらかの理由で解決されない場合(最も多いのは、質問にあるように、打ち消されたときだね)、何も起きないし、ライブラリーへ戻ることもないんだ。


Q: 《腐敗狼》がいずれかのクリーチャーを倒した場合、《腐敗狼》のコントローラーはカードを引けますか?

A: 必ず引けるとは限らないよ。例えば、《腐敗狼》に《迫撃鞘》がついていて、その能力でクリーチャーを破壊する場合、まず先に《腐敗狼》を生け贄にしなくてはいけない。クリーチャーが破壊された時には《腐敗狼》はもう戦場にいないから、《腐敗狼》の能力が誘発することもないんだ。


Q: バレンタインデーなのに対戦相手へ贈るものが何もありません。しかたないので、まだ毒カウンターを持っていない相手に対して、《核をうろつくもの》に《迫撃鞘》をつけてから、《核をうろつくもの》を生け贄にして対戦相手にダメージを与え、その後《核をうろつくもの》の増殖を使って、毒カウンターを相手に贈ることができますか?

A: バレンタインデーに贈るモノとしては、毒カウンターってのはどうかと思うんだけど。まあそれはさておき、そのコンボは機能しないよ。《核をうろつくもの》を生け贄にしてダメージを与える能力を起動した場合、その起動型能力の上に、《核をうろつくもの》の誘発型能力が積まれる。つまり、先に解決されるのは増殖能力のほうなので、その時点では相手にまだ毒カウンターは無く、そのカウンターを増やせないんだ。


Q: 対戦相手が《アクローマの記念碑》をコントロールしています。私は《鏡操り》をコントロールしていて、この状態で私は《アクローマの記念碑》を戦場に出しました。《アクローマの記念碑》は全て壊れますか?

A: うまくやれば、あなたの手元に《アクローマの記念碑》が一つ残るね。あなたの《アクローマの記念碑》が戦場に出たあと、状況起因処理で全ての《アクローマの記念碑》が墓地に置かれる。その後、《鏡操り》の能力がスタックに積まれる。その後、あなたは{2}を支払えば、最後の情報を参照して《アクローマの記念碑》のコピー・トークンがあなたの側に出てくるってわけさ。


Q: 対戦相手が《無限に廻るもの、ウラモグ》で攻撃してきました。《霊体の正義》は都合4回誘発しますか?

A: 残念ながら君が思っているようなことにはならないね。《霊体の正義》はあなたのコントロールするパーマネントが呪文や効果によって破壊されることによって誘発する。滅殺4によって生け贄に捧げるのと、破壊されるのとでは一見すると同じように見えるけど、全然別物なんだ。つまりこの場合、《霊体の正義》は1つも誘発しない。


Q: 《悪性の傷》はなんらかの誘発型能力を持っているように見えます。通常の誘発型能力と、遅延誘発型能力の見分け方はありますか?

A: 普通の誘発型能力は、「......とき/when」「......たび/whenever」「......時に/at」から始まる書式で書かれている。で、遅延誘発型能力は呪文や他の能力の解決によって作成されるんだけど、それでも見た目は普通の誘発型能力と同じような書式で書かれるんだ。例えば、「このターン、......とき/When [...] this turn,」とか、「次のターン終了ステップの開始時に/At the beginning of the next end step」という風にね。



...信ぜざる者どもに
ハート型のチョコをあげるね。」
-- 『きかいのしょ』17♥3節

Q: 《流血の臣下》がよくわかりません。《メリーラの守り手》には-1/-1カウンターが乗りませんが、《流血の臣下》の能力を起動することはできますか? できるとしたら再生できますか?

A: 《メリーラの守り手》の上にはカウンターを配置できない(《破れ翼トビ》からあるジョークで、こいつらは『カウンターできないクリーチャー』って呼んでるんだけどね。)んだけど、《流血の臣下》の能力の対象にはできる。《流血の臣下》の能力の解決時に、可能な限りのことをするので、カウンターは載せられないけど、《メリーラの守り手》は再生する。


Q: 私のライフは残り1で、《ファングレンの匪賊》をコントロールしています。対戦相手が3体の1/1マイア・アーティファクト・クリーチャー・トークンで攻撃してきました。私にはもう1体のブロック用クリーチャーとして《ミラディンの十字軍》がいるのですが、私は生き残れますか?

A: いい感じに生き残るよ。二段攻撃は先制攻撃と同じ時点で戦闘ダメージを与えるので、ブロックしなかったトークンがあなたに戦闘ダメージを与える前に、アーティファクトが墓地に落ちてライフを得ることができることになるよ。


Q: 《北の樹の木霊》は被覆を持っています。これが戦場から墓地に置かれたときに、《屍賊の死のマント》の能力を使用して、戦場に戻せますか?

A: 被覆をもっているかどうかによらないけど、それは戦場に戻るよ。被覆を持っている《北の樹の木霊》は、装備能力の対象にはできないけれど、《屍賊の死のマント》の誘発型能力は対象を取っていない。つまり、《北の樹の木霊》は戦場に戻り、それに《屍賊の死のマント》が問題なくつけられるってことさ。


Q: 私が《屍賊の死のマント》をコントロールしています。マナの出るマイアでブロックした後、これから出したマナを、《屍賊の死のマント》で戦場に戻すためのコストとして支払えますか?

A: マジック2010からの変更で、マナ・プールのマナが消滅するのは、フェイズ毎だったのが、ステップ毎になってしまったんだ。あなたがマイアの能力を使ってマナを出せるのは、ブロック・クリーチャー宣言ステップが最後の機会になる。戦闘ダメージ・ステップに進んでしまったら、プレイヤーに優先権がわたる前にダメージは与えられてしまい、マイアからマナを出すことはできない。さらに、ステップが進んだので、ブロック・クリーチャー宣言ステップに出しておいたマナはもう消滅しているんだ。結局、あなたの言っているような動きはできないんだよ。


Q: 《白金の天使》には、私は敗北することがなく、対戦相手が勝つことはなくなる、と書いています。では多人数戦などで、対戦相手でないプレイヤーが勝利した場合はどうなりますか?

A: 《白金の天使》はあなたとあなたの対戦相手しか見ていない。それ以外のプレイヤーが勝利したとしても、《白金の天使》はなにもできないんだ。


Q: 私が十分な数のXで《起源の波》を唱え、めくれた《ヘルカイトの突撃者》に、同時にめくれた《熊の陰影》をつけて攻撃して、いきなり勝利することはできますか?

A: 残念だけどそうはいかない。《起源の波》で公開された全てのパーマネント・カードは同時に戦場に出る。ということは、《熊の陰影》をつけるべきパーマネントは、それよりも先に戦場にでているものから選ばないといけない。このターン中に勝つのなら......うーん、他に殴るクリーチャーがたくさんいればいいんだけどね。


Q: プレリリースの時に、私はドラフトで《知識槽》を2枚入れていました。ゲーム中に1枚目の《知識槽》が出ているうちに、もう一1枚の《知識槽》が戦場に出ました。対戦相手は、唱えられた呪文が追放される先を、2つのうちいずれか好きな方になるように追放していましたが、実際に追放される先を選ぶのはどちらですか? またそれはどちらのターンかによっても変わりますか?

A: 2つの《知識槽》のコントローラーが両方ともにあなたなので、唱えられた呪文が最終的にどちらの《知識槽》に吸い込まれるかを決めるのはあなただね。2つの能力は同時に誘発し、あなたがそれをスタックに積む順番を決める。その後、最後に積まれた能力が先に解決され、呪文がその《知識槽》へ吸い込まれるってことさ。残った方の誘発型能力については、元の呪文がもうないので、結局なにもおきない。


Q: 《Shahrazad》で作成されたサブゲームでも、紋章は機能しますか? 総合ルールには、新しい統率領域へ、既存の統率者、ヴァンガード、次元カード、計略デッキを移動させることが書かれていますが、紋章についての記載がありません......

A: あなたの言う通りですね! 紋章は新しい統率領域へ運ばれることはありません。それはメインゲームの中に留まりつづけます。メインゲームでの要素の一部はサブゲームに移されますが、全て移されるとは限りませんからね。


Q: 「カードを3枚引く」ということは、「カードを1枚引く」ことを3回繰り返しているのと同じことだと理解しています。仮に、墓地に発掘を持つカードがあって複数枚のカードを引くとき、1枚目のドローを発掘するかどうかを決めてから2枚目以降を引くのですか? もしそれが可能なら、最後のカードを引くときまで発掘しないことも選べるのですか?

A: 完璧だね。 同時に複数枚のカードを引く場合、それぞれにおいて発掘能力で置換するかどうかを選ぶことができるんだ。そして、置換できるかどうかは、カードを引く時点で墓地に発掘を持つカードがまだあるかどうかで決まるってわけさ。




バレンタインデーなんか大っ嫌いだ!
というあなたに。

Q: 対戦相手のライフが42の場合、私の統率者である《無情の碑出告》を起動し、一発で勝利することはできますか?

A: それはできないね。勝ちには近付いているとは思うけど。統率者から21点の戦闘ダメージ(俗にいうジェネラルダメージってヤツだね)で敗北するっていうのは、単なる「統率者からのダメージ」ではダメなんだ。


Q: 私は《マイアの繁殖者》をコントロールしています。現在、これには《巨大化》がかかっていて4/4になっています。私はこの《マイアの繁殖者》の能力を起動し、コピー・トークンを出しました。このトークンは4/4でしょうか? もしそうなら、ターン終了時以降でも4/4でしょうか?

A: 残念ながらそのトークンは4/4じゃない。コピー効果はカードに印刷された特性と、他のコピー効果によって追加された特性をコピーするんだ。つまり、出てきたコピー《マイアの繁殖者》トークンは、印刷された特性と同じ1/1で、《巨大化》の影響は受けていないってことになる。もちろん、ターン終了時以降でもそのままだよ。


Q: この前くらいの記事で、関連している能力についての説明がありましたが、能力が関連しているかどうかは、どうやって決まっているのですか? 刻印能力は関連しているとわかるのですが、《ファイレクシアの破棄者》のようなものも関連していると聞きます。 どうやって見分ければいいですか?

A: 一般的には、ある能力があなたに何かを選ばせたり、オブジェクトに対して何かをさせていて、もう1つの能力(又は、同じ能力の中でより後に参照される)が、さきほどの選択やオブジェクトを参照する場合、この2つの能力は「関連している」んだ。どのような能力が関連しているかは、総合ルール第607節に載っているけど、具体的な例を出すのはちょっと控えておくよ。


Q: 《起源の波》を唱えたところ、《緑の太陽の頂点》がめくれました。これを墓地に置くかわりに、ライブラリーに混ぜて切り直してよいですか?

A: 《起源の波》は《緑の太陽の頂点》を唱えたことにしてはいないよ! 《緑の太陽の頂点》はパーマネント・カードではないので、それは戦場には出ない。戦場に出すっていうのと、それを唱えることはまったくの別物なんだ。結局、《緑の太陽の頂点》は墓地におかれることになるのさ。

もし、続唱能力などによって、《緑の太陽の頂点》をマナ・コストを支払うことなく唱えた場合、Xは常に0になる。この場合、あなたはそれでも《緑の太陽の頂点》を唱えたことになるので、例え点数で見たマナ・コストが0点の緑のクリーチャー・カードを探すことができなかったとしても、《緑の太陽の頂点》は、その自身の効果によって、ライブラリーへ切り直されることになるよ。


今週はここまで。記事を読むのはやめて、スマートフォンを待ち受け状態に戻そうよ。なんてったって今日はバレンタインデーなんだから。誰かから電話くらいくるだろう? ああ、来週はEliよりお届けするよ。

原文はこちら

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知識の中で泳げるか?

 今週も頭蓋の摘出のお時間がやってきました。先週お知らせした突然の砲火をくぐり抜けることが出来たミラディン軍とファイレクシア軍ですが、今度はどちらにその砲火を切り抜けた功績があったのかと再び闘い始めてしまいました。この戦争に誰が勝つかはまだ明確ではありませんが、初期の勝利者の1人がMokoであることは既に判っています。ミラディン包囲戦のカード群が作り出した多くの奇妙な相互作用に多くのプレイヤーの脳みそが溶かされ、私たちの友人にしてゾンビ化したチンパンジーを誘う美味しそうな香りを放っています。あなたにそんなことが起きないよう、ルールに関する質問をcranial.insertion@gmail.comまで英語でお送りください。お返事はメールでも返しますし、その質問をこのコラムで取り上げさせていただくこともあります。

 さて、それでは潜水服を着てください。私と一緒に《知識槽》に飛び込み、今週選りすぐりのルール質問を見ていきましょう。


Q: 再生したクリーチャーは《ファイレクシアの再誕》が作るトークンのX/Xに数えられますか?

A: いいえ。《ファイレクシアの再誕》は実際に破壊されたクリーチャーだけを数えます。破壊されないクリーチャーや再生したクリーチャー、族霊鎧その他の破壊を置換する効果を受けていて破壊されなかったクリーチャーは数に入りません。


Q: 《起源の波》は土地を戦場に置けますか?

A: もちろん! 土地はマナ・コストを持ちませんが、オブジェクトは必ず点数で見たマナ・コストを持ちます。マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0で、《起源の波》で選んで意味のあるあらゆるX以下の値となります。


Q: アーティファクトを3つ以上している時、《錆びた秘宝》を《クローンの殻》に刻印するのはいいアイデアでしょうか?

A: 追放領域に置いてある《錆びた秘宝》の使い道があるなら別ですが、普通はダメでしょう。《錆びた秘宝》の金属術能力は、条件付きですから特性定義能力ではありません。従って、戦場にある間にしか働きません。追放領域では《錆びた秘宝》はただのアーティファクト・カードなので、《クローンの殻》の能力で戦場に出されることはありません。


Q: 《ガルヴァノス》2体を巧く活用する方法はないでしょうか? ライブラリーの上2枚を見て、その中のインスタント・カードやソーサリー・カードを唱えるということはできませんか?

A: できません。《ガルヴァノス》それぞれの能力は別々に誘発し、解決されます。そして、それらの能力はあなたのライブラリーの一番上のカードを見せるだけです。それらの誘発型能力の間に、例えば、1つめの能力で唱えることができたなどでライブラリーの一番上のカードが入れ替われば、2つめの能力は別のカードを見せてくれますし、それを唱えることもできるかもしれません。


Q: 《試作品の扉》を《マイアの溶接工》に刻印した場合、《マイアの溶接工》は《試作品の扉》を作ることが出来ますか?

A: いいえ。《マイアの溶接工》が得るのは《試作品の扉》の2つめの能力ですが、これは《試作品の扉》の1つめの能力に関連した能力です。2つめの能力にある「その追放されているカード」は、1つめの能力によって追放されたカードだけを指します。そして、《マイアの溶接工》はその能力を持ってすらいません。


Q: 《先駆のゴーレム》を唱えて、トークン2体が出てきました。そのターンの間に、《反逆の行動》を《先駆のゴーレム》に唱え、全てのゴーレムに速攻を与えることはできますか? 自分がコントロールしていてアンタップ状態ですが、大丈夫でしょうか?

A: もちろん、問題ありません。《反逆の行動》を自分のコントロールしているアンタップ状態のゴーレムに唱えた場合、解決時には出来る限りの処理を行ないます。無駄にコントロールを変更しようとし、アンタップすることに失敗し、速攻を与えます。さあ突然の攻撃で対戦相手に9点の戦闘ダメージを与えましょう!


Q: 対戦相手が《知識槽》を出していて、呪文を唱えてきました。《知識槽》の能力が誘発し、その唱えられたばかりの呪文を追放します。対戦相手曰く、その追放されたばかりのカードはもう領域が変わっているので別のオブジェクトになっているため、それを唱えることもできるはずだと言いますが、そうなんですか?

A: いいえ、そうではありません。《知識槽》の「他の土地でないカード」は、「今追放されたばかりのカード以外の土地でないカード」を意味します。対戦相手は、既に《知識槽》に入っているカードを選ぶことになります。



黒い光の下では誰もが不調になる。

Q: 《黒の太陽の頂点》は、プロテクション(黒)を持つクリーチャーにも-1/-1カウンターを置きますか?

A: もちろん! プロテクション(黒)を持つクリーチャーがプロテクションから得る利益はわずかに5種。「黒の装備品を装備できない」「黒のオーラにエンチャントされない」「黒の発生源からのダメージを軽減する」「黒のクリーチャーによってブロックされない」「黒の呪文や黒の発生源からの能力の対象にならない」だけです。《黒の太陽の頂点》はこのどれにも当てはまらないので、プロテクションによる影響は受けません。


Q: 《知識槽》の2つめの能力で「そうした場合」とありますが、どういう意味でしょう? 呪文を追放することは強制ですし、それを打ち消そうとしても《知識槽》の2つめの能力がまた誘発するだけです。2つめの能力を誘発させたカードを追放し損ねる状況というのはあるのでしょうか?

A: 確かに、呪文を追放することは強制です。ですから、2つめの能力が解決される時にまだその呪文がスタックにあれば、追放されます。しかし、誘発型能力に対応してその呪文を打ち消すことは回りくどい方法でなら可能です。まず、打ち消し呪文が既に《知識槽》に入っている場合、適当な呪文を唱えてその打ち消し呪文を使い、最初の呪文を打ち消すことが出来ます。また、《知識槽》の2つめの能力を誘発させない、《虚空の杯》などの誘発型能力や《非凡な虚空魔道士》などの起動型能力によって打ち消すこともできます。


Q: 有効な《紅蓮術士の昇天》をコントロールしている時に《上天の貿易風》を使ったとして、自分のパーマネント1つと相手のパーマネント2つをバウンスすることができますか?

A: はい、問題ありません。《紅蓮術士の昇天》が《上天の貿易風》のコピーを作った時に全ての対象を変える必要はなく、元の呪文が対象にしていたのと同じあなたのパーマネントを対象にすることができます。そのコピーが解決されて、そのパーマネントと、対戦相手のパーマネント1つをバウンスします。その後、元の呪文の対象のうち1つが適正なので、解決に入り、可能な限りの処理を行ないます。つまり、対戦相手のパーマネントをバウンスすることになりますね。


Q: 《ファイレクシアの破棄者》で土地の起動型能力を止める方法はありますか?

A: いいえ、そういう方法はありません。コンボでも無理です。《ファイレクシアの破棄者》の2つめの能力は1つめの能力に関連した能力で、つまり2つめの能力が参照する名前は1つめの能力の結果選ばれた物だけです。《ファイレクシアの破棄者》が何らかの方法で土地カードのカード名を指定できる能力を得たとしても、2つめの能力はその名前を参照しません。


Q: 対戦相手の1/1クリーチャーに《悪性の傷》を打ったところ、対応して《巨大化》してきました。クリンナップに《巨大化》の修整が終わったらどうなりますか?

A: そのクリーチャーは0/0になり、死亡します。「ターン終了時まで」「このターン」持続する継続的効果が終わっても、《悪性の傷》の解決による遅延誘発型能力における「このターン」は継続的効果の持続期間を示すものではなく、単純に「この同一のターンの間」ということを意味するものです。そして、この時点ではまだ同じターンの間なので、能力は誘発し、対戦相手にやっかいな毒カウンターを与えることができます。


Q: 私が《腐敗狼》で攻撃し、相手はそれを3/3クリーチャーでブロックしてきました。この結果、《腐敗狼》は死亡し、ブロック・クリーチャーは1/1になりました。このターンの間にそのクリーチャーにあと1点のダメージを与えた場合、《腐敗狼》の能力でカードを引くことは出来ますか?

A: 残念ながら、引けません。《悪性の傷》の誘発型能力と違い、《腐敗狼》の能力は遅延誘発型能力ではありません。「腐敗狼によってこのターンにダメージを与えられたクリーチャーが1体いずれかの墓地に置かれるたび」というややこしい誘発条件を持つだけの、ごくごく普通の誘発型能力です。ですから、この能力は戦場でしか働きません。誘発するためには、そのダメージを受けたクリーチャーが墓地に行くのを生きている状態の《腐敗狼》が見なければ鳴りません。《腐敗狼》とダメージを受けたクリーチャーが同時に死亡する場合にもこの能力は誘発しますが、それは同時に戦場を離れるクリーチャーはお互いを見ることができるからです。この問題とは関係ありません。


Q: ミラディン包囲戦FAQにある、《イシュ・サーの背骨》は生け贄にできないっていうのはどういうことなんですか?

A: おそらく、あなたはFAQの内容を誤読しています。「《イシュ・サーの背骨》の最後の能力は、あなたにそれを生け贄に捧げることを認めるわけではない。」というのは、単にその能力によっては生け贄に捧げることができない、というだけのことです。《イシュ・サーの背骨》しかコントロールしていなければ、生け贄に捧げたいからと言って生け贄に捧げることができるわけではありません。例えば《ゲスの玉座》のようなものをコントロールしていれば、《イシュ・サーの背骨》を生け贄に捧げて《ゲスの玉座》の能力を起動することができます。


Q: 私は《マイアの戦闘球》と、それのトークン4体をコントロールしていて、《マイアの戦闘球》で攻撃しました。このとき、攻撃の誘発型能力に対応して《マイアの戦闘球》を《練達の変成者》でちらつかせ、アンタップ状態の《マイアの戦闘球》と追加のマイア4体を得て攻撃の誘発型能力でタップできますか?

A: 面白い考えですね! 問題ありません、相手の頭に9点のダメージを与えることができるでしょう。攻撃の誘発型能力を解決する時点で、あなたは9体のアンタップ状態のマイアをコントロールしており、それら全てをタップすることができます。ダメージを与えるマイアは既にどこにもいませんし、攻撃もしていませんが、問題はありません。対戦相手は変わらず防御プレイヤーであり、ダメージは《マイアの戦闘球》の最後の情報という幽霊から与えられることになります。



「怪我をしてるのか? 楽にしてやるよ」

Q: 相手が《ギデオン・ジュラ》のアニメート能力を起動してきたので、対応して、そこに《稲妻》を打ち込みました。《稲妻》とアニメート能力の解決後、《予期の力線》を使って《とどめの一刺しのフェアリー》を瞬速で出しました。《とどめの一刺しのフェアリー》の能力で《ギデオン・ジュラ》を破壊できますか?

A: 予想外かも知れませんが、はい、破壊できます。《稲妻》は《ギデオン・ジュラ》にダメージを負わせてはいませんが、《ギデオン・ジュラ》がダメージを受けたのは変わりません。《とどめの一刺しのフェアリー》の能力の対象は、クリーチャーで、かつ現在のターンにダメージを受けたオブジェクトであることが条件となります。《ギデオン・ジュラ》は、ダメージを受けた時点ではクリーチャーではありませんでしたが、関係ありません。


Q: 《もぎとり》を唱えた場合の-X/-Xは、そのターン、その呪文の後で戦場に出たクリーチャーにも有効ですか?

A: いいえ。それらのクリーチャーは安全です。《もぎとり》の解決によってクリーチャーのある一団の特性に影響を及ぼす継続的効果が生成されます。この一団というのは《もぎとり》の解決時に固定され、それ以降に戦場に出たクリーチャーはこの効果の影響を受けません。


Q: 《荒廃鋼の巨像》のような破壊されないクリーチャーが《破滅の刃》で打たれ、その後そのターンの間に《お粗末》などで破壊されない性質を失ったらどうなりますか?

A: 別に何も。ダメージと違い、破壊されることはクリーチャーに記録されません。クリーチャーを破壊する、とは、可能ならばそのクリーチャーを戦場から墓地に動かすという単発的効果です。破壊されないクリーチャーの場合、可能でないので、効果は単に無視されます。


Q: 《ドライアドの東屋》と《森》7枚、それに《旗印》を出している時、全マナ支払って《粗野な覚醒》を唱えたとしたら《ドライアドの東屋》のサイズはどうなりますか?

A: 2/2です。《粗野な覚醒》は《森》や《ドライアドの東屋》を2/2にしてくれますが、森はクリーチャー・タイプでないので、《ドライアドの東屋》とクリーチャー・タイプを共有するクリーチャーはいません。《ドライアドの東屋》も持っている森というサブタイプは、土地タイプです。《ドライアドの東屋》がクリーチャーだからといって、森がクリーチャー・タイプになるわけではありません。


Q: 《倍増の季節》と、《皮羽根》のような生体武器との相互作用はどうなりますか?

A: 奇妙なことが起こります。生体武器は、戦場に細菌トークンを1体出し、それに《皮羽根》をつけさせますが、《倍増の季節》によって出てくるトークンは1体ではなく2体になります。両方に《皮羽根》を付けることは不可能なので、可能な限りのことをします。どちらか一方の細菌を選び、それに《皮羽根》をつけ、付けられなかった方の細菌は0/0なので直後に状況起因処理がチェックされた時に死亡します。何だこりゃ!


Q: 統率者戦の途中で、《糾弾》されてライブラリーに送られていた統率者を《遥かなる記憶》を使って探し、追放する代わりにコマンド領域に置きました。対戦相手は手札に戻すことを選べますか、それとも既に追放領域にないので不可能ですか?

A: 《遥かなる記憶》は「そのカード」を参照するので、そのカードが最終的に追放領域にあるかどうかは関係ありません。《遥かなる記憶》はそのカードを追跡します。コマンド領域の置換効果がカードの行き先を変えたとしても、やはり《遥かなる記憶》の効果でカードが置かれたことには変わりありません。つまり、《遥かなる記憶》はそのカードを探すことが出来、対戦相手の誰か1人が望んだならあなたの手札に入るということになります。


 はぁ。そろそろ肌もふやけてきましたし、《知識槽》から上がって休憩を取りたいと思います。それではまた来週、美味しく楽しいルール質問をお楽しみに。

- Carsten Haese

原文はこちら

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全砲門開け!

金属次元、ミラディンへ我々は再び帰ってきた。一度この次元を離れたあと、ファイレクシア軍は着々とこの次元を侵略している。しかし、ファイレクシア軍は新たな敵に遭遇していた。

砲である。

新セットの名前は「ミラディン砲囲戦」である。包装している箱には石偏が欠落しているので、ファイレクシア軍がミラディンを包囲しているように思えるが、実際にはミラディン軍の新兵器、「ミラディン砲」がファイレクシア軍を迎え撃つために体制を整えているのだ。今や戦場にはファイレクシア軍の勢いは以前ほどではなく、ミラディン軍がファイレクシア軍を圧倒する火力を擁している。未だ見ぬミラディン砲の威力は?そしてこの戦乱の結末やいかに?

というわけでミラディン包囲戦のプレリリースは既に終了しているが、多くのルール質問を受け取っているので紹介していこう。ミラディン包囲戦FAQも併せて参照されたい。  本記事はFAQの追補になっている部分もあるが、もっとも基本的な部分については記載していない。そのような場合はFAQ本文を読んで欲しい。

新しいセットがリリースされて、きっと多くのルール的質問がでてくると思う。次回の記事を書くMokoは、きっとそれらの質問の砲撃に耐えられるはずだから、遠慮無くルールの質問を投げてくれたまえ。メールの宛先は cranial.insertion@gmail.com まで英語でよろしく。良い質問は次回以降の『頭蓋の挿入』記事でとりあげるのでよろしく!


Q: 私の《刃砦の英雄》2体で攻撃したら、私は3/1のトークンを4つ得ることができるのでしょうか? また、どのように誘発した能力を積めばよいですか?

A: そのようにするためには、きちんとした順番でスタックを積む必要がある。君にとってはとてもラッキーなことに、4つの誘発型能力はすべて同時にスタックに積まれて、かつそれらはすべてあなたがコントロールしているので、あなたが好きな順番でスタックへ積むことができる。つまり、喊声を先にスタックに積んで、それからトークンを出す能力を積めばいい。そして逆順に解決すると、あなたは2個のトークンを得て、2個のトークンを得て、それらは+1/+0の修整を得て、そして+1/+0の修整を受けるって寸法だ。


Q: 《幻色染め》によって生体武器で出てくるトークンの色を黒から緑にできますか?

A: 《幻色染め》は思うような色へ染めることができそうだけれども、キーワード能力に内包されている注釈文までは変えることができない。印刷されたテキストにある単語のみを書き換えることができる。生体武器の注釈文にあるような単語は書き換えることはできない。


Q: 《病気の拡散》で生体武器がついているクリーチャーを破壊しました。生体武器も一緒に破壊できますか?

A: いや、そいつ(生体兵器)は本体じゃない。言うなれば外皮骨格、カニの殻のようなものだ。カニが病気にかかって死んだとしても、(ん? カニって病気にかかるのか?) 死んだあとに殻は残る。そして、他の生物がその殻を使うことができるっていうイメージだ。


Q: 《聖別されたスフィンクス》がお互いの側に1体ずついた場合、無限ループになって、どっちかがカードを引けなくなって負けるまで続きますか?

A: 《聖別されたスフィンクス》には「引いてもよい」って書いてないかい? 2枚のカードを必ず引く必要はないんだ。 新カードについてのお知らせ:『カードをよく読もう!』  特に、新しいカードだと、テキストにざっと目を通すだけでは、どのようにそれが機能するかよくわからないってのはよくある。一語一語、注意して読むこと。



炎ならば砲門を溶かせるが
それでも全部は無理そうだ......

Q: 私の《カルドーサの炎魔》が戦場に出たときの能力を、対戦相手の4/4を対象に取って、アーティファクトを生け贄に捧げました。対戦相手はそれに対応して《分散》を唱えましたが、これってできますか?

A: たしかにそれは適正ではないけど、あなたも1つミスをしている。《カルドーサの炎魔》の能力の対象をとるのは、それがスタックに積まれたときだ。けど、それが解決されるまで、アーティファクトを生け贄に捧げることはできない。もし《分散》などで《カルドーサの炎魔》の対象になったクリーチャーを不適正にした場合、能力は打ち消されて、あなたはアーティファクトを生け贄に捧げることがない。


Q: 《解剖妖魔》って、なんで絆魂と感染を同時にもってるの? 感染を持っていたら、ダメージを与えても、カウンターに置き換わっちゃって、ダメージを与えてないように思うんだけど。

A: 感染はダメージを与えなくさせるわけじゃない。ダメージを与えた結果がどうなるかを変えるだけだ。通常、クリーチャーに与えられたダメージは、そのクリーチャーが「負う」ことになる。ダメージを与える側が感染を持っていた場合、それはダメージを与えて、結果として-1/-1カウンターをクリーチャーへ乗せることになる。結果がカウンターを置くことになっているけれど、ダメージは与えられている。ということは絆魂も機能するってことだ。

まめちしき:《解剖妖魔/Flensermite》にある"flenser"とは、捕鯨船などで働くの解体作業員のこと。つまり獲物の皮や脂肪を剥ぎとっているんだ。こいつの絆魂でライフを得るってことは、相手の皮を喰っているってことだろうね。 え? 相手はスケルトンだって? 言わせんなよ恥ずかしい。


Q: 対戦相手のターン中に、私の《真鍮の従者》を起動することはできますか? 装備ってソーサリーと同じタイミングのみって聞いたんですが。

A: 「装備はソーサリーと同じタイミング」っていうのは、装備能力が、あなたがソーサリーを唱えられるときにのみ起動できるってことだ。これは単に装備品をつける -- 例えば、《真鍮の従者》の能力によって装備能力を起動すること無く、クリーチャーにつける -- という時の制限ではない。《真鍮の従者》の能力は対戦相手のターン中でも起動できるし、なんだったら戦闘フェイズ中でも可能だ。


Q: 既にいくつかのカードを刻印した《マイアの溶接工》を、《謎の原形質》でコピーしました。オリジナルの《マイアの溶接工》が得ている起動型能力を、このコピー《マイアの溶接工》でも使用できますか?

A: それはできない。《マイアの溶接工》が持つタップしてカードを追放する能力と、それ自身が持つ常在型能力は「関連している」からである。例えば、いくつかのカードを追放した《マイアの溶接工》が、《試作品の扉》になったとしても、《試作品の扉》の起動型能力とは関連していないので、この《試作品の扉》は何も作成できない。

同様に、《溶鉄の尾のマスティコア》と《試作品の扉》を《マイアの溶接工》を刻印したとしても、《試作品の扉》由来の起動型能力を起動しても、何もコピー・トークンは出てこない。《溶鉄の尾のマスティコア》の能力を起動して追放したカードがあったとしても、それは《マイアの溶接工》の常在型能力とは関連していないので、これによって追放した起動型能力を得ることもない。

関連している能力は、基本的には他の能力によって乗っ取られるようなことはないと思ってよい。


Q: 《饗宴と飢餓の剣》を刻印した《マイアの溶接工》が、これで得た装備能力を起動するとどうなりますか?

A: つまり《マイアの溶接工》が他のクリーチャーへ合体して、巨大なクリーチャーへと変形するってわけだな。いや、というか《きらめく鷹》に《マイアの溶接工》の頭が見え隠れするってのはちょっと無理がありやしないか? 結局、そんなことは起こりえない。オーラでも装備品でもないパーマネントは、他のパーマネントにはつけられないってことだ。


Q: 《液鋼の塗膜》をプレインズウォーカーへ使うことによって、《マイアの溶接工》へその能力を付与することはできますか?

A: 残念ながら現在のところそのようなことはできない。あきらめたまえ。(戦場から離れたプレインズウォーカーは新しいオブジェクトとなり、戦場にあったころのアーティファクトであった記憶は無くなってしまう。つまり、墓地に置かれているそれはもはやアーティファクト・カードではなくなっているのだ)


Q: 《鏡操り》と《液鋼の塗膜》を使って好きなようにクリーチャーのコピーを作成することはできますか?

A: 何をやりたいのかは予想がつくけれども、《液鋼の塗膜》はそこまで優秀じゃない。《鏡操り》はどの時点でそのアーティファクトが戦場に出たかを判断するかがキーになる。戦場に出た後でアーティファクトになったのならば、それは《鏡操り》が誘発するには遅すぎる。誘発させるには継続的効果によって戦場に出たモノがアーティファクトになっている必要がある。例:《マイコシンスの格子》

同じような状況が《墨蛾の生息地》でも発生する。《墨蛾の生息地》を戦場に出し、その後で氏自身の能力を起動してアーティファクトにしても、上と同様に《鏡操り》を誘発させることはできない。


Q: 《液鋼の塗膜》によって《ボーラスの工作員、テゼレット》をアーティファクトにして、《ボーラスの工作員、テゼレット》の2番目の能力を起動して、これをクリーチャーにしました。これってどうなるんですか? そしてターンを経過してもそれはクリーチャーのままですか?

A: 《ボーラスの工作員、テゼレット》の2番目の能力は期限が示されていない。そして、「アーティファクト・クリーチャーになる」という表現は、「他のカード・タイプを変更しない」という意味が含まれている。(少しややこしい) つまり、上記の《ボーラスの工作員、テゼレット》はターンを経過してもアーティファクト・クリーチャー・プレインズウォーカーのままになる。この状況は、《機械の行進》と《マイコシンスの格子》に比べると、それほどややこしくない。この《ボーラスの工作員、テゼレット》は、通常のクリーチャーと同様に攻撃できるし、自身へ攻撃しているクリーチャーをブロックすることもできる。ダメージは負うし、そのぶんの忠誠カウンターも取り除かれる。感染を持つ発生源からダメージを負えば-1/-1カウンターが乗せられ、忠誠カウンターも取り除かれる。《破滅の刃》や《喉首狙い》で倒されることはないが、《病気の拡散》や《粉砕》では倒される。


Q: 《墨蛾の生息地》を起動したあと、《ボーラスの工作員、テゼレット》の2番目の能力をそれに起動しました。これは飛行を持っていますか? そしてターン終了後はクリーチャーのままですか?

A: ターンを終了すると、《墨蛾の生息地》自身によってアーティファクトになる効果は終了する。が、《ボーラスの工作員、テゼレット》による効果によって、それは5/5のアーティファクト・クリーチャーのままである。しかし、それは飛行も感染も持っていない。これ以降に《墨蛾の生息地》を再度起動すると、その「1/1になる」という効果はテゼレットのそれを上書きするので、《墨蛾の生息地》は1/1で飛行と感染を持つ。



こいつの名前は
《なんかでき槽》じゃね?

Q: 私が《知識槽》を唱えたあと、追放された6枚のカードしか唱えられませんか? それとも後から《知識槽》へ追放されたカードも唱えることができますか?

A: 《知識槽》の能力はややこしいけれども、「関連している能力」で説明できる。このカードは1番目の能力と2番目の能力が関連しているだけでなく、2番目の能力それ自身が自分自身に関連している。つまり、戦場に出たときの能力によって追放されたカードも、呪文を唱えたことで誘発する能力によって追放されたカードも、両方とも2番目の能力で見つけることができる。


Q: 《知識槽》で私が対戦相手のカードを唱えた場合、それは私の墓地に置かれますか?

A: あなたがオーナーでないカードがあなたの備置に置かれることはない。それはオーナーの墓地に置かれる。幸い、ルールには呪文の解決手順の最終段階で、あなたの墓地ではなく、オーナーの墓地に置かれると明記してある。このルールは一見必要ないように見えるが、ごく少数の例外に対応するためにルールは作成されている。


Q: 《震盪の稲妻》が解決された後に、私の《きらめく鷹の偶像》を起動して、これでブロックすることができますか?

A: あなたの上に落ちた稲妻によって、かわいそうな彫像は縮こまってしまだろうね。《震盪の稲妻》は特性を変更させる効果ではなく、ゲームのルールを変更させる。ゲームのルールの変更は、解決時にあったパーマネントに留まらない。つまり、《震盪の稲妻》の後にでたクリーチャーにも同様の制限がかかることになる。


Q: 《遥かなる記憶》には私が選んだカードを公開するようには書かれていませんが、対戦相手はそうではないと主張します。どっちが正しいのですか?

A: 対戦相手のほうが正しい。通常、追放されたカードは表向きで公開されている。《遥かなる記憶》には裏向きで追放するとは書かれてない。


Q: 《レオニンの裁き人》があり、私はライブラリーを探せなくなっています。私は《遥かなる記憶》を唱えました。これで私はカードを3枚引けると思うのですが、どうでしょう?

A: その通り。追放されたカードはないので、どの対戦相手も、カードを手札に入れるという選択をすることができない。つまり、あなたはカードを3枚引くことになる。《遥かなる記憶》は、ライブラリーから単にカードを探すので、《レオニンの裁き人》などの効果がない限り、「探すカードが見つからなかった」ということにできない、という点に注意しなくてはいけない。


Q: 《プロパガンダ》をコントロールしている対戦相手へ、{2}支払って《刃砦の英雄》で攻撃しました。出てくるトークンにも{2}支払う必要がありますか?

A: 電車の小児運賃と同様に、支払う必要はない。《プロパガンダ》や《亡霊の牢獄》などは、攻撃クリーチャーを選ぶときに制限をかける。単に攻撃クリーチャーとして戦場に出てくるクリーチャーには影響を及ぼさない。


Q: 私が《刃砦の英雄》で対戦相手本体を攻撃し、出てきたトークンで《槌のコス》を倒すことはできますか? また、多人数戦において、同じようにトークンで他のプレイヤーへ攻撃を行うことはできますか?

A: 攻撃クリーチャーとして戦場に出る場合、それはどこに攻撃するかをあなたが決めなくてはいけない。その攻撃クリーチャーが出た時点での、どの防御プレイヤーでも、あるいは防御プレイヤーがコントロールしているプレインズウォーカーでもかまわない。《刃砦の英雄》と同じ攻撃目標である必要もない。


Q: 対戦相手のライフが1で、9個の毒カウンターを得ている状態で、私が《大量破壊の網》を起動すると、なにか特別なことが起こりますか?

A: あなたが2ゲームぶん勝利するってことにはならない。それらは敗北条件を同時に満たしているけど、都合1本分の負けというだけだ。もし相手に《死者の鏡》があれば、それらの敗北条件を一緒くたに置きかえることになる。


Q: 私は《陰惨な再演》で相手の墓地にある《銀白のスフィンクス》を戦場に出しました。私は金属術を達成していて、《銀のマイア》もあります。私が《銀白のスフィンクス》の能力を起動した場合、《陰惨な再演》の効果は働くのでしょうか? また、終了ステップにはどうなるでしょうか?

A: 《陰惨な再演》は戦場に戻ってきたクリーチャーが、追放領域以外の領域に行くことを阻止する効果を持っている。フラッシュバックや蘇生と同じく、追放領域に移動する場合は、その効果を止めることはない。従って、あなたの終了ステップに《銀白のスフィンクス》はあなたのコントロール下で戦場に戻ってくる。そして、あなたのコントロールであり続ける。


撃ち方やめー! 今週はこんなもんだろう。 来週は Paskoff が砲撃担当だから、もっと戦果が期待できそうだ。 新セット特有の奇妙な攻撃に耐えられれば、の話しだけどな。

それではまた次回。砲撃に対する備えを忘れずに!

- Eli Shiffrin

Tucson, Arizona

原文はこちら

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警告 - このカードには巨大な数と
過度の計算が含まれています

ミラディン包囲戦直前の『頭蓋の挿入』へようこそ! ミラディン包囲戦のプレリリースはもう今週末だけど、来週にはこのイカした新セットについてEliの特集記事が載るよ。でも、今はミラディンの傷跡の世界にある色々なややこしい組み合わせに関して、もう少しつきあってもらおうか。今回のルール質問にも、あの頭痛の種である《先駆のゴーレム》や《壊死のウーズ》は登場するし、さらに《先駆のゴーレム》じゃなくて、新たに巨大な数を扱うヤツも登場だ。

ルールに関する質問は、cranial.insertion@gmail.com まで(英語で)送ってくれ。


Q: 対戦相手が《屍賊の死のマント》をコントロールしている状態で、彼のクリーチャーが死にました。私は《虚無の呪文爆弾》を起動して、《屍賊の死のマント》の能力の解決前に、相手の墓地を追放しました。これで《屍賊の死のマント》の能力で、死んだクリーチャーが戦場に戻るのを防げたと思うのですが、あってますか?

A: あってるよ! rule 400.7 を見ると、「ある領域から他の領域に移動したオブジェクトは、以前の状態の記憶を失い、以前の状態と関係のない新しいオブジェクトになる。」とある。つまり、《屍賊の死のマント》を誘発させたクリーチャー・カードは、墓地から追放されたことによって、元の状態とは関係のない、新しいオブジェクトになってしまう。てことは、《屍賊の死のマント》の能力を解決したとしても、なーんにも起こらないというわけ。


Q: 対戦相手のコントロールしている《幻影の獣》を対象に、私が《稲妻》を唱え、《幻影の獣》を生贄に捧げる能力が誘発しました。その後、相手は《取り消し》で《稲妻》を打ち消してきたんですが、相手はそれでも《幻影の獣》を生贄に捧げなくてはいけませんよね?

A: その通り! あなたはすでに《稲妻》を唱えていて、《幻影の獣》の能力は誘発している。そして相手が《稲妻》を打ち消したとしても、誘発した能力はスタック上で解決されるのを待っている。《稲妻》を打ち消したとしても、その能力が差し戻されることはないので、《幻影の獣》は生け贄にささげなくちゃいけない。


Q: 対戦相手が自分の《先駆のゴーレム》を対象に《複製の儀式》を唱えて、たくさんの《先駆のゴーレム》のコピー・トークンと、3/3のゴーレム・トークンを出しました。この時点で、私がそのゴーレムのうち1つを対象にして《チャンドラの憤慨》を唱えると、どうなりますか?

A: うわあ、なんだかすごいことになっちゃってるけど、あなたが望んでいるような点数のダメージが入るわけじゃないよ。それぞれの《先駆のゴーレム》の誘発型能力のうち、1つ目を解決すると、《チャンドラの憤慨》が、元々の対象となったゴーレム1つを除いて、全てのゴーレムに対してコピーが作られる。そしてそれらのコピーが、元々対象となっているゴーレム以外を全部倒してしまう。2つ目以降の《先駆のゴーレム》能力は、誘発はしているけれど、もう他にゴーレムがいなくなっているので、コピーは作られない。最後に、オリジナルの《チャンドラの憤慨》が、ゴーレムに4点を与え、相手に2点のダメージを与える......まあ、まだ生きていれば、の話だけど。それまでに、彼は1つ目の《先駆のゴーレム》による大量のコピーで、ゴーレムの個数の2倍分の点数のダメージを与えられているからね。さあ、彼をカリカリに焼きつくせ!


Q: この前MOで見たんですが、とあるプレイヤーが、《錆ダニ》で対戦相手のアーティファクトをタップしたままにしていました。その後、彼は《錆ダニ》をアンタップ・ステップでアンタップすることを選びましたが、対戦相手のアーティファクトはすぐにはアンタップせず、タップしたままでした。それは対戦相手の次のアンタップ・ステップまでタップされていましたが、どうしてですか?

A: 《錆ダニ》がどのように機能するかを目の当たりにしたね。《錆ダニ》をアンタップすることは、それによってタップされていたアーティファクトをすぐさまアンタップさせるわけじゃない。《錆ダニ》がアンタップしたことによって、そのアーティファクトがコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップできない効果が終わるだけなんだ。なので、タップされていたアーティファクトがアンタップするには、そのコントローラーのアンタップ・ステップを待つか、何かしらアーティファクトをアンタップさせる類の効果が必要だね。


Q: 対戦相手が《連鎖反応》を唱えました。私は《臓物の予見者》をコントロールしています。私は《臓物の予見者》の能力を起動して、《連鎖反応》が与えるダメージを少なくさせることができますか?

A: もちろんだとも。《連鎖反応》は、解決時に戦場にあるクリーチャーの数を数えるので、解決前に対応してクリーチャーの数を減らすことにより、《連鎖反応》の値を減らすことができるよ。


Q: 友人と絆魂のことについて少し口論になりました。もし私が相手に攻撃し、ブロックされなかったクリーチャーが相手を倒せるだけのダメージを与えられるとします。その際に、相手のブロック・クリーチャーが絆魂を持っていて、それによって相手が生き残る分のライフを得られるとしたら、相手は生き残りますか?

A: 相手は生き残るよ。マジック2010以前では、絆魂は誘発型能力だったので、相手は生き残ることはできなかった。でも、マジック2010以降、絆魂は常在型能力になったので、絆魂によるライフの獲得は、ダメージの結果として加えられたんだ。言い換えると、絆魂によってライフを得るのと、戦闘でダメージが与えられるのは全く同時になったんだ。つまり、あなたの質問の場合、相手は生き残るってことになるよね。



頭痛え計算をさせるのは
《先駆のゴーレム》だけじゃないぜ!

Q: 対戦相手が《村背負いの大巨人》をコントロールしています。私はそれを対象に《複製の儀式》をキッカー込みで唱えました。相手は「しゃらくせえ。そんな計算したくねぇよ。」と言って、彼の《村背負いの大巨人》を《送還》で手札に戻してしまい、私の《複製の儀式》は打ち消されてしまいました。もし、《複製の儀式》が解決されていたなら、どうなるんでしょう? 私はとても気になります。

A: 置かれた+1/+1カウンターがまるでそびえ立つ山のようだ! 5つの《村背負いの大巨人》トークンは同時に戦場に出て、互いが互いを見つめあう。つまり、計20個の誘発型能力がスタックに積まれることになり、あなたはその順番を好きなように決めることができるんだ。そいでもって、誘発型能力の解決時に互いのパワーの値を見るので、スタックに積む順番によってその値が変わることになる。積み方の総数はだいたい2兆4千億通りくらいあるので、最善の積み方を探そうとすると、まず間違いなく【遅いプレイ】の警告をくらうことになるからやめたほうがいいよ。(PCを使用して1秒間に100万通りの検算を行ったとしても、全部検討するのに7万7千年ほどかかる計算になる)

さて、5つの《村背負いの大巨人》トークンを、A、B、C、D、Eと呼ぶことにしよう。そしてAから順番に誘発型能力を解決していく場合を考えてみよう。つまり、Aの能力がB、C、D、Eにカウンターを乗せ、その後にBの能力がA、C、D、Eにカウンターを乗せる、といった具合だ。このやり方だと、最終的なP/Tは、30/30, 54/54, 102/102, 198/198, 390/390 となる。でもこれはかなりヘボい。実はもっとうまくやれる。私が見つけた方法だと、756/756, 1266/1266, 5046/5046, 5448/5448, 8064/8064,というP/Tになった。実に20580ものパワーだ。

一方、あなたの対戦相手の《村背負いの大巨人》は、あなたの《村背負いの大巨人》トークンが出たことにより、カウンターが置かれる。しかし、そんなに多くのカウンターが乗るわけじゃない。対戦相手はおそらく非アクティブプレイヤーなので、相手の《村背負いの大巨人》の能力は真っ先に解決されるからだ。つまり、その時点ではあなたの《村背負いの大巨人》トークンはただの6/6なので、相手の《村背負いの大巨人》には、+1/+1カウンターが30個しか置かれない。さあ、あなたの巨大な《村背負いの大巨人》トークンで相手を蹂躙しようじゃないか。


Q: 私のコントロールする《墨流しのネフィリム》を対象として、《複製の儀式》や《瓜二つ》が唱えられた場合、対戦相手のクリーチャーのコピーはどちらの側で出てきますか?

A: あなたのものだよ! 戦場に出されたトークンのコントローラーは、それを作成した呪文のコントローラーと同じなんだ。もともとが誰のクリーチャーであるかは関係がないよ。あなたが《墨流しのネフィリム》をコントールしていたのなら、その能力で作成された呪文のコピーはあなたがコントロールしている。ということは、それによって作成されたトークンはあなたのコントロールになるってことだ。良い感じだね!


Q: 私の《くぐつ師の徒党》で、対戦相手の墓地にある《前兆の壁》を奪って戦場に出しました。《前兆の壁》の能力でカードを引けるのはどちらですか?

A: 引けるのはあなただ。《前兆の壁》をコントロールしているのはあなたなので、戦場に出たときに誘発する能力も、あなたがコントロールしている。で、それに従ってね。


Q: 《破れ翼トビ》の能力と感染によるダメージってどう作用しますか? ダメージは軽減されますか? 戦場に《恒久の拷問》が戦場にある場合はどうなるでしょうか?

A: 《破れ翼トビ》の能力はダメージを軽減するんじゃないんだ。《恒久の拷問》があったとしても同じさ。《破れ翼トビ》が感染をもつ発生源からのダメージを与えられた場合、ダメージの結果として《破れ翼トビ》に同じ数の-1/-1カウンターが置かれることになるけど、それはできないから、結局のところ何もおきない。見た目はダメージを受けていないように思えるけど、ダメージはちゃんと与えられているので、ダメージを与えたかどうかを見る場合は注意しなくちゃいけない。例えば、ダメージの発生源が絆魂を持っていればライフを得るし、接死を持っていれば《破れ翼トビ》は破壊される。また、ダメージを与えたことによって誘発する能力も誘発するよ。


Q: 《軋み森のしもべ》に《追われる足跡》がついています。アップキープに作られた《軋み森のしもべ》のコピー・トークンは、ワーム・トークンを生み出しますか?

A: それは無理。《軋み森のしもべ》の能力はアップキープ・ステップの開始時に誘発するけど、誘発するためには、その時点で戦場にいなくちゃいけない。《軋み森のしもべ》・トークンが出た来たときには、すでに誘発するべき時は過ぎ去ったあとなので、そのトークンによる能力は誘発しないんだ。生きているなら、また次のアップキープ・ステップにね。


Q: 私は《倍増の季節》をコントロールしている状態で、《ナントゥーコの養成者》を唱えました。これが戦場に出たときの誘発型能力を解決し、私は1枚の土地カードを捨てました。私はいくつの+1/+1カウンターを乗せて、何枚のカードを引くことになりますか?

A: 《ナントゥーコの養成者》は2個のカウンターを得て、あなたは1枚のカードを引くことになるよ。「同じ数」というのは、あなたが捨てた土地カードの数のことで、《倍増の季節》は《ナントゥーコの養成者》の上に置かれるカウンターの数のみを変更するんだ。


Q: 私は《アメジストのとげ》をコントロールしていて、対戦相手はクリーチャーでないカードを待機状態にしています。待機が解け、このカードを唱える場合、{1}を支払う必要がありますか?

A: あるね。「[カード名]をマナ・コストを支払うことなく唱える」ってのは、マナを全く支払わなくていい、ってわけじゃない。この効果はカードの右上に印刷されているマナ・コストを置き換えるものなんだ。追加コストや、コストを単純に増やす効果はそのまま適用されるので、支払わないといけない。


Q: 統率者戦で、対戦相手が《ヴェンディリオン三人衆》を統率者として選んでいます。彼が《霧縛りの徒党》で《ヴェンディリオン三人衆》を覇権した場合、その《ヴェンディリオン三人衆》を追放領域に置くかわりに、コマンド領域に置くことができますか?

A: その通り! 統率者がなんらかの理由で追放領域に置かれる場合、そのオーナーはかわりにそれをコマンド領域に置いていいんだ。覇権能力で追放されることは、《忘却の輪》や《流刑への道》によって追放されるのとなんら変わりないんだよ。



無限に湧く -1/-1カウンターだと?
望むところだ!

Q: 私の墓地に《不気味な戯れ児》と《献身のドルイド》があります。私は《壊死のウーズ》を唱えて戦場に出しました。これで私は-1/-1カウンターを好きなだけ連射できるようになりました。では、対戦相手が除去呪文を唱えて、相手のクリーチャーが全滅するのを防ぐことはできますか?

A: 残念だが、それは無理だ。もう止められない。《壊死のウーズ》が戦場に出たあと、あなたが優先権を得て、《献身のドルイド》由来の能力を起動して-1/-1カウンターを得ることができる。これはコストなので、《壊死のウーズ》は即座に-1/-1カウンターを得る。あなたは優先権をパスすることなく、《不気味な戯れ児》由来の能力を起動して、対象のクリーチャーへ-1/-1カウンターを撃ち込むことができる。ということは、あなたはこれらの行動を、優先権を相手にパスすることなく、何回でも行えるんだ。もちろん、実際に相手のクリーチャーへカウンターが置かれるには、一旦対戦相手へ優先権をやりとりして、能力を解決する必要があるけれど、一度スタックに積まれた能力は、発生源とは無関係だ。つまり、能力が積まれたあとに《壊死のウーズ》を破壊しても時既に遅しってことさ。

このコンボにもちょっとした弱点があって、《不気味な戯れ児》由来の能力は、対象をとっている。ということは、対戦相手のクリーチャーが被覆やプロテクションを持つことによって、能力を打ち消すことができるんだ。


Q: 刹那能力を持つ呪文に対して、《意志を曲げる者》が表向きになった時のような誘発型能力によって割り込んだ場合、『第2のスタック領域』なるものが作成されて、さっきの誘発型能力に対して好きなように呪文や能力をプレイできるようになる、と友人が主張しています。これって本当ですか?

A: お前の友人は何を言ってるんだ。 スタック領域ってのはゲームに一つしかない。『第2のスタック領域』ってのは都合の良い幻想だね。あなたとその対戦相手は、誘発した誘発型能力に対して何かをすることはできるけれども、刹那能力を持つ呪文は、相変わらずスタック領域にある。ってことは、マナ能力でない起動型能力や、呪文を唱えることはできないよ。


Q: 対戦相手が《ズアーの運命支配》をコントロールしています。私は《壌土からの生命》を発掘することができますか?

A: もちろん。 発掘と《ズアーの運命支配》は両方ともあなたのカードを引くことを置き換える。あるイベントに複数の置換効果が同時に働く場合、影響を受けるプレイヤーがどの置換効果を先に適用するかを決める。適用後、イベントにさらに置換効果が適用できるようなら、残っている別の置換効果を適用していくんだ。影響を受けるのはあなたなので、あなたはどちらの置換効果を先に適用するかを決めることになる。あなたが発掘することを先に選んだのならば、もう引くカードは存在しなくなっているので、《ズアーの運命支配》はもうなにもできない。さ、発掘しようぜ。


Q: 《水銀のドラゴン》の能力で、有色の呪文の対象を《引き裂かれし永劫、エムラクール》に変えることはできますか?

A: できない。江村さんはプロテクション(有色の呪文)をもっているので、有色の呪文の対象にならない。《水銀のドラゴン》の能力の解決中、不可能な対象へ向け直すことはできないので、江村さんを対象に選び直すことはできないってわけだ。


Q: 私のコントロールしているクリーチャーが1つも無い状態で、《小悪疫》を唱えました。解決中、私は《ベラドンナの暗殺者》を捨てました。もし私がこれをマッドネス・コストを支払って唱えることを選んだ場合、解決中の《小悪疫》によって、これを生け贄にささげなくてはいけませんか?

A: ラッキーだね、生け贄に捧げなくてもいいよ。マッドネスによって唱えられたカードは、即座に解決されるわけじゃない。まず、捨てられたカードは追放領域に置かれ、それを追放領域から唱えても良いという誘発型能力が誘発する。その能力は《小悪疫》が完全に解決され終わるまではスタックに積まれないんだ。ということは、《小悪疫》によってクリーチャーを生け贄に捧げるように促されている時には、《ベラドンナの暗殺者》は追放領域ににあって、誘発型能力の解決を待っている状態ってことだ。


Q: 対戦相手が《紅蓮術士の昇天》をコントロールしています。相手の墓地に《思案》がある状態で、相手が《思案》を唱えました。相手は《思案》を解決し、その後で《紅蓮術士の昇天》にカウンターを置こうとしました。これってできますか?

A: 状況によるね。《紅蓮術士の昇天》の能力は《思案》よりも前に解決されるべきだ。もし相手が何らかの理由--例えば、スタックには《紅蓮術士の昇天》よりも《思案》のほうが上に積まれていたと勘違いしていたなど--で、単純に解決する順番を間違えていた場合は、ジャッジはそれを順序違いの行動と判断し、《紅蓮術士の昇天》にカウンターを置くことを許すだろうね。もし相手が誘発していたのを忘れていて後で思い出したのならば、順序違いの行動とは受け取られず、《紅蓮術士の昇天》の上にカウンターを置かないことを相手が選んだ、とジャッジは判断するだろう。ジャッジは状況をよく調査し、その上でどのルールを適用するかを判断しなくてはいけない。この問題に対する答は、1つじゃないんだ。


ということで、わたしの出番はこれでおしまい。Eliのミラディン包囲戦プレリリース特集記事をお楽しみに。ファイレクシア軍による感染を広げつつ。

- Carsten Haese

冠雪ゴイフ

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By Eli Shiffrin, Brian Paskoff, and Carsten Haese

原文はこちら

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 これを書いている今現在、私は、2011年最初の大暴風雪の準備に大わらわです。数週間前、2010年最後の大暴風雪で凍り付いた道を何とかしたばかりだっていうのに。こんなときはルール質問に答えることで暖まるのが一番(でなければ、《命の川》で水浴びするのもいいかも......ね、ヴォーソスの皆さん!)。早速〈冠雪のロングアイランド〉をタップして得た{S}を手に、ルール質問に取りかかりましょう。

 ルールに関する質問は、cranial.insertion@gmail.com まで(英語で)送ってください。暖を取ると言っても、焚き付けにするようなことはありませんから!

 ところで、最新ルールのドキュメントに触れたいジャッジのみなさんに確認です。以前のドキュメントセンターはもう使われていないことはご存じですよね。今は、英語版のドキュメントは全て新しいルールページに集約されています。マジック総合ルール(の英語版)も読みやすいものがルールページにありますが、印刷しやすくはないですね。印刷しろだなんて、あなたのプリンターやトナーカートリッジが何か悪いことをしたというんですか?

訳注:日本語のルール文書がどこにあるかは、皆さんももうご存じの通り。http://mjmj.info/をご参照ください。


ロングアイランドの現況は
ちょうどこんな感じです。
この奇妙な巨大な顔は自然の雪だまりで
――まあ、どっちにせよ避けたいんです。

Q: 《象牙の仮面》があれば《稲妻》でプレインズウォーカーが焼かれなくなると聞きましたが、《魅力的な執政官》の能力で攻撃を防ぐことはできますか?

A: 相手のクリーチャーは《魅力的な執政官》を無視してプレインズウォーカーに突撃してくるでしょう。《魅力的な執政官》と《象牙の仮面》の違いは、火力呪文はあなたを対象にして、それからダメージがプレインズウォーカーに移し替えられるのに対し、攻撃は直接プレインズウォーカーを狙うものであってあなたを攻撃したダメージがプレインズウォーカーに移し替えられるのではないというところにあります。


Q: 相手のドロー・ステップの、相手が《ゴルガリの墓トロール》を発掘しようとする宣言に対応することは出来ますか?

A: 通常、プレイヤーにカードを引かせるものはスタックに積まれます。しかし、ドロー・ステップに1枚カードを引くことはこの例外です。《ゴルガリの墓トロール》を追放したければ、ドロー・ステップの前、アップキープの間にしなければなりません。ドロー・ステップに入ってしまったらもう手遅れです。対戦相手が「《ゴルガリの墓トロール》を発掘するよ」と言った時点、カードを引くイベントが起こるまではまだ発掘をしていません。置換効果に対応することはできませんから、カードを引かせる呪文や能力に対応するしかありません。


Q: ターン終了時に《記憶の壺》から手札を取り出した後、その手札からインスタントを使う機会はありますか?

A: もちろん! ターン終了ステップの開始時に、《記憶の壺》の遅延誘発型能力がスタックに積まれます。解決されて、全員の手札が元のものに戻りますが、それでターンが終わるわけではありません。ターンを終えるには、各プレイヤーが何もせずに優先権をパスする必要があります。各プレイヤーはターン順に優先権を得ます。


Q: ポータル三国志のカードを眺めていて、《勇者の勝利》のような、対戦相手のターンにのみ使えるソーサリーを見つけました。それらは今はどう扱われるんですか? 瞬速持ちのソーサリー? インスタント? それとも、ただのソーサリーですか?

A: ポータル三国志は異常なセットで、現代のテンプレートに合わせるために異常な訂正が加えられています。ポータル三国志にはインスタントはありませんでしたが、相手のターンにのみ使えるソーサリーがありました。入門セットとしての性質上、複雑なタイミング・ルールなしでインスタントの考え方を導入するために取られた方策でした。現在のルールでは、《予期の力線》でもない限り唱えることができないことになりますので、使えるようにインスタントに変更されています。


Q: 複数の《マイアの戦闘球》が攻撃して、それを8体のマイア・トークンが見送りました。この8体のマイアをタップしたら、《マイアの戦闘球》は全て+8/+0されて、それぞれ8点のダメージを防御プレイヤーに与えるんですか?

A: パワー8点を得てダメージ8点を与えます。ああ、合計でです。《マイアの戦闘球》が攻撃したとき、その能力がそれぞれ誘発し、あなたの好きな順番でスタックに積むことが出来ます。そして、1つ目が解決されたとき、好きな数のマイアをタップしてパワーを増強し、ダメージを与えさせることができます。そのあと2つめが解決されたときは、1つめのためにタップしたマイアは、何らかの方法でアンタップしていたのでない限りタップすることはできません。


Q: 相手の《槌のコス》を《熟考漂い》で攻撃し、そのあとそれを《深き刻の忍者》の忍術で変わり身の術にしました。《深き刻の忍者》が攻撃している相手は対戦相手ですか、それとも《槌のコス》ですか?

A: あなたの《深き刻の忍者》は《熟考漂い》が作り出した隙を利用して魔法のように中空を舞い、そして《槌のコス》への突撃を継ぎます。ニンジャは命令に従うものですが、我々プレインズウォーカーにも命令書があります。その書の名前は「総合ルール」で、今回の命令書はこれでした。

702.46c 忍術能力は、戦場に出ているいずれかのクリーチャーがブロックされていない(rule 509.1h 参照)ときにのみ起動できる。忍術を持つクリーチャーはブロックされていない状態で戦場に出、オーナーの手札に戻されたクリーチャーが攻撃したのと同じプレイヤーやプレインズウォーカーを攻撃していることになる。


Q: 《遥か見》は《神聖なる泉》のような基本でない土地を引いてくることができますが、それらをアンタップ状態で戦場に出すために2点のライフを支払うことはできますか?

A: ラヴニカの2色土地は通常タップ状態で戦場に出ます。そして「通常」というのがここでの問題です。《遥か見》は土地をタップ状態で戦場に出すものですから、2点のライフを支払っても元のままです。ラヴニカの2色土地は、あなたが2点のライフを支払わなければアンタップ状態で戦場に出ることはできず、あなたが2点のライフを支払わない限りタップ状態で戦場に出ます。大違いですね!



マジックのクリエイティブ・チームは、
この素晴らしい名前を
無駄遣いしたことで内紛を
起こしているに違いありません。
そりゃもう。

Q: ゲームの最初のうちに、相手が私のクリーチャーを《決断の手綱》で盗んでいました。今、今度は私が《決断の手綱》を引き、それで自分のクリーチャーを盗み返そうと思います。《決断の手綱》を宣言したら、彼はその対象を聞いてきました。彼の《決断の手綱》と私のクリーチャー、どちらを指定したらいいでしょう?

A: どちらでも! あなたが《決断の手綱》のコントロールを奪ったなら、そこに書かれている「あなた」はオーラのコントローラー、つまりあなたになります。間を飛ばして、直接クリーチャーにつけても構いません。そうした場合はあなたのコントロール変更効果のほうが新しいので、古い効果を上書きすることになります。どちらにせよ、あなたの《決断の手綱》が戦場を離れたら再びそのクリーチャーは相手のものになってしまいます。


Q: 対戦相手が《ソリン・マルコフ》の必殺技を私に使ってきて、その後で私が《精神隷属器》を出して自分のコントロールを得ようとしました。その場合、次の私のターンは誰がやるんですか?

A: 複数のプレイヤーが同じクリーチャーに《決断の手綱》をつけているときと同じように、ターンのコントロールを得る効果の中で最新のものが優先されます。つまり、その場合はあなたが自分のターンのコントロールを得ることになり、何もおかしなことは起こりません。


Q: 《決断の手綱》で盗んだパーマネントはアンタップするんですから、クリーチャーを盗んだらそのターンに攻撃できますか?

A: まさか! クリーチャーをアンタップしても速攻はつきません。速攻が付くなら、《決断の手綱》にそう書かれています。この質問は最近のFNMでよく聞かれるものです......ドラフトで青をやってる人が多いってことですね!


Q: 《あおり立て》をバイバックで唱えて、それを《余韻》でコピーしました。《余韻》と《あおり立て》の両方が手札に戻りますか?

A: 《余韻》は、その対象にした呪文のコピーになるわけではなく、単にスタック上にあるその呪文のコピーを作るだけです。そのコピーはバイバック・コストが支払われたということも含む《あおり立て》に関するすべてをコピーしますが、関係ありません。呪文のコピーが手札に戻ったあと、次に状況起因処理をチェックする時点でそのコピーは消滅してしまいます。


Q: 私が《法務官の手》をコントロールしている時に《媒介のアスプ》を唱えたら、相手に毒カウンターを載せられますか?

A: いいえ。《媒介のアスプ》は感染を持っておらず、それに感染を与えるという起動型能力を持っているだけです。そして、この能力を起動できるのは戦場にある間だけです。《法務官の手》が誘発するかどうかを見る時点では起動することはできません。ただし、後でこのファイレクシアのロボ蛇に感染を持たせた場合には強化されるので、まったくシナジーがないというわけではありません。


Q: マジックをプレイするのは本当に久しぶりです。《吠えたける鉱山》や《冬の宝珠》のような継続的能力を持つアーティファクトはタップしたら「スイッチが切れる」というのは今でもそうでしょうか?

A: カードによります。《吠えたける鉱山》や《冬の宝珠》はあなたの記憶通りに動きます。ですが、それはそうなるように訂正が出ているからです。当時、「継続型アーティファクト」がタップされたらその能力はスイッチが切れるものでした。《ぐるぐる》を使って相手の《冬の宝珠》をタップするというのは意味がある戦略で、だから《ぐるぐる》はよく使われました!(信じられないぐらい!)

 旧ミラディン・ブロックは、タップ状態のアーティファクトのスイッチが切れるというフレイバーを再現して、《ちらつき蛾の甕》や《起源室》、《三なる宝球》はそう働くようになっていますが、これはテキストにそう書かれているからです。一般論としては、アーティファクトをタップしても「スイッチが切れる」ことはなくなりました。


Q: 《リスティックの洞窟》の能力に、そのコントローラーがインスタントを唱えられるときにのみ起動できる、と書かれていますが、その起動に対応して《稲妻》を唱えられますか?

A: 《リスティックの洞窟》の能力は奇妙で強烈なものです、が、マナ能力です。スタックを用いないので、呪文を唱えたり能力を起動したりするための優先権は発生しません。ただし、さらに奇妙なことに、各プレイヤーは《リスティックの洞窟》のマナ出しを妨害するために自分が{1}を支払うタイミングでマナ能力を起動することができるのです。


Q: 《真髄の針》を《Mishra's Workshop》で唱えようとしたら、相手が《呪文貫き》で止めてきました。《Mishra's Workshop》から出して余っている2マナを《呪文貫き》の支払いに充てることはできますか?

A: 《呪文貫き》は呪文を唱えるためのコストを{2}増やすのではなく、「{2}を支払うか、あなたのクリーチャーでない呪文は打ち消される」という別の効果を生成します。《呪文貫き》の効果は、アーティファクト呪文を唱えることやアーティファクトの起動型能力を起動することの一部ではないので、《Mishra's Workshop》が生成したマナで《呪文貫き》を処理することはできません。


Q: 私のアップキープの間に、《陰謀団の先手ブレイズ》をそれ自身の能力で生贄に捧げ、《ミミックの大桶》に入れました。相手のアップキープの開始時に《ミミックの大桶》の能力を使って《陰謀団の先手ブレイズ》を出し、パーマネントを生贄に捧げさせることはできますか?

A: できません。《陰謀団の先手ブレイズ》の誘発型能力が誘発するには、その誘発するタイミング、つまりそのプレイヤーのアップキープの開始時に《陰謀団の先手ブレイズ》が戦場にいなければなりません。あなたのやりたいようなことをするには、あなたの終了ステップに《陰謀団の先手ブレイズ》のコピーを作ることになります。そうした場合、生贄に捧げられるのは次の終了ステップの開始時です。つまり、あなたのアップキープまでにはいなくなってくれます。



1枚コンボ――この能力はまず
自分を維持するためのもの。

Q: 《目覚ましヒバリ》で墓地にある《聖遺の騎士》を戻せますか? それとも《タルモゴイフ》のように墓地でも大きいですか?

A: 《目覚ましヒバリ》はいつだって《聖遺の騎士》を戻せます。《タルモゴイフ》は、いずれの領域にあっても働く特性定義能力を持っています。墓地にクリーチャー以外のカードがあれば、《目覚ましヒバリ》は《タルモゴイフ》を戻せません。《聖遺の騎士》の能力は特性定義能力ではなく普通の常在型能力なので、戦場にある間にしか働きません。


Q: 《風景の変容》で《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》数枚を含む土地を出しました。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》の能力がスタックにある間に、対戦相手が《謎めいた命令》を唱えて私の《虹色の前兆》を戻しました。《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》は既に誘発しているので、ダメージは出ると行ったのですが、彼は《山》が足りなくなったからダメージは受けないと言います。どうなんですか?

A: 残念なことに、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》は「"if"節」を持つ誘発型能力です。「[誘発イベント]とき/たび/時に、[条件]場合、[効果]する/When/Whenever/At [誘発イベント], if [条件], [効果]」という書式で判断できます。"if"節は、誘発したときと解決するときの両方で条件を満たしていなければなりません。解決時に条件を満たしていなければ、能力は単にスタックから取り除かれ、何もしません。


Q: 《消耗の蒸気》は、反復時にクリーチャーをコントロールしていないプレイヤーを対象にすることはできますか? それとも、自分を対象にしなければならないんですか?

A: 《消耗の蒸気》が反復してくるのが判っているからクリーチャーを戦場に出さないのは一つの手ですが、それによって反復した呪文があなたに跳ね返ってくるわけではありません。《消耗の蒸気》の対象はプレイヤーで、そのプレイヤーが解決時にクリーチャーをコントロールしていなかったとしても、何も生け贄に捧げないというだけのことです。もちろん、反復は「唱えてもよい」なので、唱えないこともできます。


Q: 《磁石のゴーレム》をコントロールしていた時に、相手が《Force of Will》を代替コストで唱え、《磁石のゴーレム》による追加の{1}を支払いました。ここで私が《Mana Drain》したら、次のメイン・フェイズに得られるマナは何マナですか?

A: 《Mana Drain》は《対抗呪文》よりいいですね。コストが{1}{U}{U}であっても、《取り消し》よりはずっとマシです! まったく、アンフェアなカードですよね。

 あるオブジェクトを他のオブジェクトに変えてしまうコピー効果を除いては、オブジェクトの点数で見たマナ・コストが変わることはありません。《Force of Will》を通常のコストで唱えたか(手札に《Force of Will》があって5マナが立っていたら、できるということをいつも意識しておかないと忘れるようなことですが)、それともほとんどの人がするようにピッチしたかに関わらず、点数で見たマナ・コストは5です。


Q: 対戦相手が《変異種》を出してきましたが、青マナは1つしかありませんでした。私がそれに《稲妻》を打ちこむと、相手は対応して被覆能力を起動しました。私はそれに対応してさらに《稲妻》を打ち込みました。《変異種》は死にますか?

A: そりゃ死にますとも。クリーチャーに被覆を与える能力を起動することは、そのクリーチャーが被覆を得ることと同一ではありません。2つめの《稲妻》を唱えた時点で《変異種》の能力はまだスタックにあり、《変異種》は被覆を得ていません。《変異種》が死んだ後になって能力が解決されますが、すでに手遅れというものです。


Q: 《Leeches》以外で、毒カウンターを取り除く手段はありますか? 《吸血鬼の呪詛術士》や《時計回し》はどうですか?

A: 昔々の忘れられたカード《Leeches》以外には、あなたの血流に注ぎ込まれた毒を取り除く手段はありません。マーク・ローズウォーターを見ていれば、少なくとも近い将来にそういう手段が作られることもないことが判るでしょう。あなたはパーマネントではないので、《吸血鬼の呪詛術士》や《時計回し》で毒カウンターを動かすことはできません。


Q: ドラフト中に、ピックしたカードを見ることはできますか?

A: そのイベントのルール適用度によります。FNMや店舗で行なう一般の認定ドラフトなら、手にドラフトするパックのカードを持っていない限り見ることが出来ます。プロツアー予選のトップ8やプロツアーのドラフトなど、ルール適用度が競技やプロのイベントでは、パックとパックの間に与えられる短い時間でのみ自分のピックを確認することができます。何をドラフトしたかはしっかり覚えておく方が良いでしょう。


 うまくいけば、私はこの雪の山を片付けて、ミラディン包囲戦のプレリリースに参加できると思います。Carstenは来週ここにいますが、もしよければ、ショベルをひっつかんで向こうに戻りたいものです!

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