217. 領域

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 オブジェクトがある場所が領域です。
 さっきから「場」だの「スタック」だのと当たり前に言っていましたが、それじゃあ「場」ってのは一体何なのか、という話です。
 原則として、領域を移動したオブジェクトは前の領域にあったときのことを忘れます。そらもー、綺麗さっぱり。ただし、これの例外がいくつかありまして。
・パーマネント呪文が解決されて場に出る移動では、特性の変化やダメージ軽減効果を忘れない。
・フェイズ・アウト領域と場の間の移動では、元の状態を忘れない。
・あるオブジェクトが領域を移動したことによって誘発する能力は、移動後のそのオブジェクトを見る。
・ついているパーマネントが場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、移動後のそのオブジェクトと、状況起因効果で墓地に置かれたそのオーラ自身を見る。

 こんなところですね(と書いてから答えを見る......うん、順番はともかく正解だった(笑))。
 で、オブジェクトの移動ってのは自然に起こることではなく、何らかの効果によって起こります。どの効果によって移動するかによっては他の効果との絡みがあり得るので、宣言は明確に。

217. 領域
217.1. 領域は、オブジェクトがゲーム中に存在しうる場所である。ライブラリー、手札、墓地、場、スタック、ゲーム外と呼ばれる、6つの基本的な領域がある。この他に、古いカードではアンティとフェイズ・アウト領域を用いるものもある。ライブラリー、手札、墓地はプレイヤーごとに存在し、他の領域は共用される。
217.1a オブジェクトが、オーナー以外のライブラリー、墓地、あるいは手札に行く場合、オーナーの該当する領域に行く。インスタントやソーサリーのカードが場に出る場合、そのカードは元あった領域に残る。
217.1b ライブラリー、墓地、スタックにあるオブジェクトの順番は、効果またはルールによらない限り、並べ替えることはできない。他の領域にあるオブジェクトは、そのオーナーが望む通りに並べ替えることができるが、誰がコントローラーか、タップしているかどうか、それにつけられているオブジェクトが何かは全てのプレイヤーにとって明白でなければならない。
217.1c ある領域から他の領域に移動したオブジェクトは、新しいオブジェクトとして扱われる。以前の領域にあった間の効果は失われる。このルールには5つの例外がある。1)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、プレインズウォーカー呪文の特性を変更する、呪文や起動型能力、誘発型能力による効果は、その呪文によって生成されるパーマネントにも適用され続ける。2)オブジェクトがある領域から他の領域に移動することによって誘発する能力(例えば、「《怨恨》が場から墓地に置かれたとき」など)は、新しい領域に存在するそのオブジェクトを見つけることができる。3)エンチャントされているパーマネントが場を離れたことによって誘発するオーラの能力は、動いた先にあるそのパーマネントと、状況起因効果のチェック後にオーナーの墓地に置かれたそのオーラ自身を見つけることができる。4)スタックに積まれているアーティファクト呪文、クリーチャー呪文、エンチャント呪文、プレインズウォーカー呪文からのダメージに適用される軽減効果は、その呪文によって生成されるパーマネントにも適用される。5)フェイズ・アウトあるいはフェイズ・インしたパーマネントは、その元の状態を覚えている。rule 217.8c 参照。
217.1d オブジェクトがある領域から他の領域に移動する時、どのイベントがそのオブジェクトを動かすのかを決定する。その移動先が公開領域であれば、そのオーナーはその移動に影響を及ぼす能力が存在するかどうかを見る。その後、そのオブジェクトそのものからのものもそれ以外のものも含む、そのイベントに適用可能な置換効果を適用する。効果やルールの複数の指示が矛盾している場合、そのオブジェクトのコントローラー(コントローラーが存在しない場合、オーナー)が、どの効果を適用するか、そしてその効果がどう働くかを決める(同一のものが複数存在することによっても矛盾は発生する。例えば、複数の"破壊"効果が同時に発生する場合、お互いに矛盾する)。最後に、イベントが、オブジェクトを動かす。
217.1e ゲーム外領域にあるオブジェクトおよびゲームの領域に存在しないオブジェクトは外部にあるという。それ以外のオブジェクトは内部にある。外部は領域としては扱わない。
217.1f ゲーム外にあるオブジェクトがゲームから取り除かれた場合、領域は移動しないが、新しくゲームから取り除かれたのと同じように新しいオブジェクトとして扱う。
217.1g 公開領域とは、その領域にあるカードのうちで何らかのルールや効果によって特に裏向きにされているもの以外のカードをすべてのプレイヤーが見ることができる領域である。墓地、場、スタック、ゲーム外、アンティ、フェイズ・アウト領域が公開領域である。非公開領域とは、すべてのプレイヤーがカードを見ることができるわけではない領域のことである。その領域にあるカードがすべて公開されていたとしても、ライブラリーと手札は非公開領域である。

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このページは、*ぱお*/米村 薫が2009年2月15日 14:08に書いたブログ記事です。

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