単体パワー:★★
環境適応度:★★★
オススメ度:★★★
解説:
3マナで2/2なのでマナに対するサイズとしては普通。むしろ若干小さい。しかし戦場に出たときに、対戦相手のクリーチャー1体をタップし、さらに次の相手のアンタップ・ステップにそのクリーチャーがアンタップしないという能力を持っている。これは白ウイニーにとっては序盤の1ターンを再び手に入れる大きなチャンスとなる。
1ターン目に1/1クリーチャーを1体出し、相手は何もしない。2ターン目に1/1クリーチャーでアタックし、別の2/2のクリーチャーを出す。相手はクリーチャーを出して次のブロックに備えようとする。そして3ターン目が訪れる。
このときに相手が1/3だとか2/2のクリーチャーを出していては攻撃の手が止まる。攻撃してクリーチャーが相打ちにでもなれば、もう序盤で相手のライフを大きく削ることは難しい。それは白ウイニーにとって勝ちが大きく遠のくことになる。
しかし3ターン目に《コーの鉤の達人》を出したらどうなるか。相手のクリーチャーをタップする。こちらの2体のクリーチャーはまたアタックにいける。相手のターン、そのクリーチャーはアンタップしない。そして相手が2体目のクリーチャーを出せなければ、4ターン目には3体のクリーチャーでアタックできる。3ターン目と4ターン目が、あたかも2ターン目の繰り返しであるかのようだ。
これが成功していれば2ターン目に1点、3ターン目に3点、4ターン目に5点のダメージを与え、相手のライフは残り11。こうなれば後は多少クリーチャーが相打ちになろうとも数で本体にダメージを与えていける。
《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》や《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》といった本当に対処しづらい、守りの時間を稼がれてしまうクリーチャー相手でも確実にタップしつつ攻撃の時間を稼げるので、なかなかに面白いクリーチャーだといえよう。